結論

AWS リソースには、コスト配分戦略の実装から自動化のサポート、 AWS リソースへのアクセスの認可まで、さまざまな目的でタグ付けできます。タグ付け戦略の実装は、関係するステークホルダーグループの数が多く、データソーシングやタグガバナンスなどの考慮事項があるため、一部の組織にとっては簡単ではありません。

このホワイトペーパーでは、運用慣行、定義済みのユースケース、プロセスに関与する利害関係者、 AWSによって提供されるツールやサービスに基づいて、組織におけるタグ付け戦略の設計と実施に関する推奨事項の概要を述べました。タグ付け戦略は、反復と改善のプロセスです。当面の優先事項から小さく始めて、組織全体で関連するユースケースを特定し、必要に応じてタグ付けスキーマを実装して拡張し、効果を継続的に測定して改善します。組織内の明確に定義された一連のタグを使用すると、組織の戦略と価値に合わせて、リソースとビジネス目的を担当するチームに AWS 使用状況と消費を関連付けることができることを指摘しました。