Amazon WorkMail での E メールジャーナリングの使用 - Amazon WorkMail

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Amazon WorkMail での E メールジャーナリングの使用

ジャーナリングを設定して E メールの通信を記録するには、アーカイブ機能と eDiscovery 機能が統合されたサードパーティーのツールを使用します。これにより、プライバシー保護、データストレージ、情報保護に関する、E メールストレージのコンプライアンス規制を満たすことができます。

ジャーナリングの使用

Amazon WorkMail では、指定の組織のユーザー宛に送信される E メールメッセージや、その組織のユーザーより送信される E メールメッセージをすべてジャーナリングすることができます。E メールメッセージはすべて、システム管理者が指定したメールアドレス宛に journal record という形式でコピーが送信されます。この形式は、Microsoft メールプログラムと互換性があります。E メールジャーナリングの使用には追加料金はかかりません。

E メールジャーナリングでは、2 種類のメールアドレス (ジャーナリング用メールアドレスと報告用メールアドレス) を使用します。ジャーナリング用メールアドレスは、専用のメールボックス、またはアカウントに統合されているサードパーティーデバイスのメールアドレスです。ジャーナルレポートはこのメールアドレス宛に送信されます。レポート用メールアドレスは、システム管理者のメールアドレスです。ジャーナルレポートのエラー通知はこのメールアドレス宛に送信されます。

ジャーナルレコードは、ドメインに自動的に追加されているメールアドレスから送信されます。次のようになります。

amazonjournaling@yourorganization.awsapps.com

このメールアドレスに関連付けられているメールボックスは存在しないため、この名前またはメールアドレスを使用して作成することはできません。

注記

次のドメインレコードをAmazon Simple Email Service (Amazon SES) コンソールから削除しないでください。E メールジャーナリングの動作が停止します。

yourorganization.awsapps.com

受信メールメッセージまたは送信メールメッセージごとに 1 つのジャーナルレコードが生成されます。受取人やユーザーグループの数は関係ありません。ジャーナルレコードを生成できない場合は、エラーを通知する E メールが生成され、報告用メールアドレスに送信されます。

E メールジャーナリングを有効にするには
  1. Amazon WorkMail コンソール (https://console.aws.amazon.com/workmail/) を開きます。

    必要に応じて AWS リージョンを変更します。コンソールウィンドウの上部にあるバーで、[リージョンを選択] リストを開き、リージョンを選択します。詳細については、「Amazon Web Services 全般のリファレンス」の「リージョンとエンドポイント」を参照してください。

  2. ナビゲーションペインで [組織] を選択し、組織の名前を選択します。

  3. ナビゲーションペインの [組織の設定] で、[ジャーナリング] タブを選択し、[編集] を選択します。

  4. ジャーナリングステータススライダーをオンの位置に移動します。

  5. [ジャーナリングの E メールアドレス] に、E メールジャーナリングプロバイダーによって生成された E メールアドレスを入力します。

    注記

    専用ジャーナルプロバイダーを使用することをお勧めします。

  6. [レポート用 E メールアドレス] に、E メール管理者のメールアドレスを入力します。

  7. [保存] を選択します。変更はすぐに適用されます。