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メールボックスのアクセス許可の使用
Amazon WorkMail でメールボックスのアクセス許可を使用し、ユーザーやグループに対して他のユーザーのメールボックスを操作する権限を付与できます。メールボックスの権限はメールボックス全体に適用されます。これにより、複数のユーザーがメールボックスの認証情報を共有しなくても同じメールボックスにアクセスできます。メールボックスのアクセス許可を持つユーザーは、メールボックスのデータの読み取りや変更、共有メールボックスからの E メールの送信ができます。
注記
グローバルアドレス一覧で非表示になっているユーザーのメールボックスに対する権限を持つユーザーは、非表示になっているユーザーのメールボックスには引き続きアクセスできます。
付与できるアクセス許可は以下のとおりです。
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[フルアクセス]: メールボックスに対する読み取りと書き込みのフルアクセスを許可します。フォルダレベルのアクセス許可を変更する権限も含まれます。
注記
このオプションは ユーザーのみ使用できます。グループに完全なアクセス権を与えることはできません。
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[代理で送信]: 別のユーザーに代わって E メールを送信することをユーザーやグループに許可します。メールボックスの所有者は [送信元:] ヘッダーに表示され、差出人は [差出人:] ヘッダーに表示されます。
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[所有者として送信] - メールボックスの所有者として E メールを送信することをユーザーやグループに許可します。メッセージの実際の差出人は表示されません。[送信元:] ヘッダーと [差出人:] ヘッダーの両方にメールボックスの所有者が表示されます。
なし — ユーザーまたはグループがメールを送信できないようにします。
注記
メールボックスのアクセス許可をグループに付与すると、そのグループのすべてのメンバー (ネストされたグループのメンバーも含む) に、これらのアクセス許可が適用されます。
メールボックスのアクセス許可を付与すると、Amazon WorkMail の AutoDiscover サービスにより、追加したユーザーやグループのメールボックスに対するアクセスが自動的に更新されます。
Windows の Microsoft Outlook クライアントの場合、フルアクセス許可を持つユーザーは、共有メールボックスに自動的にアクセスできます。変更が反映されるまで最大 60 分待ってから、Microsoft Outlook を再起動します。
Amazon WorkMail ウェブアプリケーションおよびその他の E メールクライアントの場合、フルアクセス許可を持つユーザーは、共有メールボックスを手動で開くことができます。開いたメールボックスは、ユーザーが閉じない限り、セッション間でも開いたままになります。