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Amazon Elastic Compute Cloud
Linux インスタンス用ユーザーガイド

AMI タイプ

次の特性に基づき、使用する AMI を選択できます。

起動許可

AMI の所有者は、起動許可を指定することで可用性を決定します。起動許可は次のように分類されます。

起動許可 説明
パブリック 所有者はすべての AWS アカウントに起動許可を与えます。
明示的 所有者は特定の AWS アカウントに起動許可を与えます。
暗示的 所有者には AMI の暗示的起動許可があります。

Amazon と Amazon EC2 コミュニティはさまざまなパブリック AMI を提供しています。詳細については、「共有 AMI」を参照してください。開発者は自分の AMI に料金を請求できます。詳細については、「有料 AMI」を参照してください。

ルートデバイスのストレージ

すべての AMI が Amazon EBS-BackedInstance Store-Backed のいずれかに分類されます。前者は、AMI から起動されるインスタンスのルートデバイスが、Amazon EBS スナップショットから作成される Amazon EBS ボリュームであるということです。後者は、AMI から起動されるインスタンスのルートデバイスが、Amazon S3 に格納されたテンプレートから作成されるインスタンスストアボリュームであるということです。詳細については、「Amazon EC2 ルートデバイスボリューム」を参照してください。

このセクションでは、2 種類の AMI の重要な相違点をまとめています。以下の表はこれらの相違点についてまとめたものです。

特徴 Amazon EBS-Backed Amazon Instance Store-Backed

作成時刻

通常 1 分以内

通常 5 分以内

サイズ制限

16 TiB

10 GiB

ルートデバイスボリューム

Amazon EBS ボリューム

インスタンスストアボリューム

データの永続性

デフォルトでは、インスタンスを終了するとルートボリュームは削除されます。* 他のすべての Amazon EBS ボリュームにあるデータは、デフォルトでは、インスタンスの終了後も保持されます。インスタンスストアボリューム上のデータは、インスタンスの存続中のみ使用できます。

インスタンスストアボリューム上のデータは、インスタンスの存続中のみ使用できます。すべての Amazon EBS ボリュームにあるデータは、デフォルトでは、インスタンスの終了後も保持されます。

アップグレード

インスタンスの停止中に、インスタンスタイプ、カーネル、RAM ディスク、およびユーザーデータが変更可能

インスタンスの属性は、インスタンスを終了するまで固定。

料金

インスタンスの使用量、Amazon EBS ボリューム、また、Amazon EBS スナップショットとして保存した AMI に対して料金が発生します。

インスタンスの使用量や Amazon S3 に保存した AMI に対して料金が発生します。

AMI の作成/バンドル

単一のコマンドまたは呼び出しを使用

AMI ツールをインストールして使用する必要があります

停止状態

インスタンスが実行されていない停止状態にできます。ただし、ルートボリュームは Amazon EBS に保持されます。

インスタンスが実行中も終了後も、停止状態にすることができない

* デフォルトでは、Amazon EBS-Backed インスタンスのルートボリュームで、DeleteOnTermination フラグがtrue に設定されます。このフラグを変更し、終了後もボリュームを保持する方法については、「永続的ルートデバイスボリュームへの変更」を参照してください。

AMI のルートデバイスタイプの判別

コンソールを使用して AMI のルートデバイスタイプを判別するには

  1. Amazon EC2 コンソールを開きます。

  2. ナビゲーションペインで、[AMIs] をクリックし、AMI を選択します。

  3. 次のように、[Details] タブで [Root Device Type] の値を確認します。

    • 値が ebs の場合、これは Amazon EBS-Backed AMI です。

    • 値が instance store の場合、これは Instance store-Backed インスタンスです。

コマンドラインを使用して AMI のルートデバイスタイプを判別するには

次のコマンドの 1 つを使用できます。これらのコマンドラインインターフェイスの詳細については、Amazon EC2 へのアクセス を参照してください。

停止状態

Amazon EBS-backed インスタンスは停止できますが、Amazon EC2 instance store-backed インスタンスは停止できません。停止すると、インスタンスの実行が停止します (ステータスが running から stopping を経て stopped に進む)。stopped インスタンスは Amazon EBS に存続するため、再起動できます。stopping (停止) は terminating (終了) と異なります。terminated インスタンスは再起動できません。Amazon EC2 Instance store-Backed AMI は停止できないため、実行中か終了のいずれかになります。インスタンスが停止している場合に何が行われ、何を実行できるかの詳細については、インスタンスの停止と起動を参照してください。

デフォルトのデータストレージと永続性

ルートデバイスにインスタンスストアボリュームを使用するインスタンスでは、自動的にインスタンスストアが利用できます (ルートボリュームにルートパーティションが含まれ、追加のデータを保存できます)。インスタンスが失敗するか終了すると、インスタンスストアボリューム上のすべてのデータが削除されます (ルートデバイス上のデータを除く)。1 つまたは複数の Amazon EBS ボリュームをアタッチすることで、永続的ストレージをインスタンスに追加できます。

Amazon EBS をルートデバイスに使用するインスタンスには自動的に、Amazon EBS ボリュームがアタッチされます。ボリュームは、他のボリュームと同様に、ボリュームのリストに表示されます。デフォルトでは、インスタンスは利用可能なインスタンスストアボリュームを一切使用しません。ブロックデバイスマッピングを使用して、インスタンスストレージまたは追加の Amazon EBS ボリュームを追加できます。詳細については、「ブロックデバイスマッピング」を参照してください。インスタンスを停止すると、インスタンスストアボリュームに何が発生するかについては、「インスタンスの停止と起動」を参照してください。

作成時刻

Amazon EBS-Backed AMI は、Amazon EC2 Instance store-Backed AMI よりも速く起動します。Amazon EC2 Instance store-Backed AMI を起動するときには、Amazon S3 からすべての部分を取得しないとインスタンスを利用できません。Amazon EBS-Backed AMI の場合、インスタンスの起動に必要な部分だけをスナップショットから取得するとインスタンスを利用できます。ただし、ルートデバイスに Amazon EBS ボリュームを使用するインスタンスのパフォーマンスは、残りの部分がスナップショットから取得され、ボリュームにロードされる少しの時間、遅くなります。インスタンスを停止し、再起動する場合は、状態が Amazon EBS ボリュームに保存されているため早く起動します。

AMI の作成

Instance Store-Backed Linux AMI を作成するには、Amazon EC2 AMI ツールを使用して、当該のインスタンス上でインスタンスから AMI を作成する必要があります。

AMI の作成は、Amazon EBS Backed の AMI の方がはるかに簡単です。CreateImage API アクションは、Amazon EBS-Backed AMI を作成して登録します。AWS マネジメントコンソール にも、実行中のインスタンスから AMI を作成できるボタンがあります。詳細については、「Amazon EBS-Backed Linux AMI の作成」を参照してください。

課金方法

Instance Store-Backed の AMI の場合、AMI ストレージとインスタンスの使用量に対して課金されます。Amazon EBS-Backed の AMI の場合、AMI とインスタンスの使用料に加えて、ボリュームストレージおよび使用量に対して課金されます。

Amazon EC2 Instance Store-Backed の AMI の場合、AMI をカスタマイズしたり、新しい AMI を作成したりするたびに、各 AMI のすべての部分が Amazon S3 に保存されます。そのため、カスタマイズした各 AMI のストレージフットプリントは、AMI の完全なサイズになります。Amazon EBS-Backed の AMI の場合、AMI をカスタマイズしたり、新しい AMI を作成したりするたびに、変更のみが保存されます。そのため、最初の AMI の後にカスタマイズする後続の AMI のストレージフットプリントははるかに小さくなり、AMI ストレージ料金が少なくなります。

Amazon EBS-backed instance が停止した場合、インスタンスの使用については課金されませんが、ボリュームストレージについては引き続き課金されます。stopped (停止) 状態から running (実行中) 状態へのすべての移行に対して、1時間内に複数回インスタンスを移行した場合でも、完全インスタンス時間が課金されます。たとえば、インスタンスの時間当たりのインスタンス料金が 0.10 USD であるとします。そのインスタンスを停止せずに実行した場合、0.10 USD 課金されます。その時間中に、そのインスタンスを 2 回停止し、再起動した場合、その使用時間に対して 0.30 USD 課金されます (最初の 0.10 USD に再起動ごとの 2 x 0.10 USD をたす)。