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Amazon Elastic Compute Cloud
Linux インスタンス用ユーザーガイド

Amazon EBS 最適化インスタンス

Amazon EBS 最適化インスタンスは、最適化された設定スタックを使用し、追加の専用の容量を Amazon EBS I/O に提供します。この最適化により、Amazon EBS I/O と、インスタンスからのその他のトラフィックとの間における競合を最小化して、EBS ボリュームに最適なパフォーマンスが実現されます。

EBS 最適化インスタンスは、Amazon EBS に対して所定の帯域幅を実現するものであり、インスタンスタイプに応じて 500~12,000 Mbps の範囲内で選択できます。EBS 最適化インスタンスにアタッチした場合、汎用 SSD (gp2) ボリュームは、1 年の 99% について、対応するベースラインパフォーマンスとバーストパフォーマンスの 10% 以内を実現するように設計されています。また、プロビジョンド IOPS SSD (io1) ボリュームは、1 年の 99.9% について、対応するプロビジョンドパフォーマンスの 10% 以内を実現するように設計されています。スループット最適化 HDD (st1) と Cold HDD (sc1) の両方で、年間 99% の時間はバーストスループットの 90% のパフォーマンス安定性が保証されます。毎時間、予測合計スループットの 99% 達成を目標に、準拠しない期間はほぼ均一に分散されています。詳細については、「Amazon EBS ボリュームの種類」を参照してください。

デフォルトで EBS 最適化が行われないインスタンスに対して EBS 最適化を有効にするときは、専用の容量について安価な時間単位の料金を追加でお支払いいただきます。料金については、Amazon EC2 オンデマンド料金のページでEBS 最適化インスタンスを参照してください。

EBS 最適化をサポートするインスタンスタイプ

次の表は、EBS 最適化をサポートするインスタンスタイプ、Amazon EBS の専用帯域幅、16 KiB の I/O を使用している場合にインスタンスがサポートできる IOPS の最大数、およびストリーミング読み取りのワークロードと 128 KiB の I/O サイズでその接続において達成できる一般的な最大スループット (MiB/秒) を示しています。アプリケーションのニーズよりも多い専用 EBS スループットを提供する EBS 最適化インスタンスを選択します。そうでないと、Amazon EBS と Amazon EC2 間の接続がパフォーマンスのボトルネックになる可能性があります。

インスタンスタイプの中には、デフォルトで EBS 最適化されるものがあることに注意してください。デフォルトで EBS 最適化されるインスタンスについては、EBS 最適化を有効にする必要はなく、CLI または API を使用して EBS 最適化を無効にしても効果はありません。EBS 最適化をサポートするその他のインスタンスタイプについては、インスタンスを起動するときに EBS 最適化を有効にするか、インスタンスの実行中に EBS 最適化を有効にすることができます。

インスタンスタイプ デフォルトで EBS 最適化 最大 帯域幅 (Mbps)* 予想されるスループット (MB/秒)** 最大 IOPS (16 KB I/O サイズ)**
c1.xlarge 1,000 125 8,000
c3.xlarge 500 62.5 4,000
c3.2xlarge 1,000 125 8,000
c3.4xlarge 2,000 250 16,000
c4.large はい 500 62.5 4,000
c4.xlarge はい 750 93.75 6,000
c4.2xlarge はい 1,000 125 8,000
c4.4xlarge はい 2,000 250 16,000
c4.8xlarge はい 4,000 500 32,000
d2.xlarge はい 750 93.75 6,000
d2.2xlarge はい 1,000 125 8,000
d2.4xlarge はい 2,000 250 16,000
d2.8xlarge はい 4,000 500 32,000
g2.2xlarge 1,000 125 8,000
i2.xlarge 500 62.5 4,000
i2.2xlarge 1,000 125 8,000
i2.4xlarge 2,000 250 16,000
i3.large はい 425 50 3000
i3.xlarge はい 850 100 6000
i3.2xlarge はい 1,700 200 12,000
i3.4xlarge はい 3,500 400 16,000
i3.8xlarge はい 7,000 850 32,500
i3.16xlarge はい 14,000 1,750 65,000
m1.large 500 62.5 4,000
m1.xlarge 1,000 125 8,000
m2.2xlarge 500 62.5 4,000
m2.4xlarge 1,000 125 8,000
m3.xlarge 500 62.5 4,000
m3.2xlarge 1,000 125 8,000
m4.large はい 450 56.25 3,600
m4.xlarge はい 750 93.75 6,000
m4.2xlarge はい 1,000 125 8,000
m4.4xlarge はい 2,000 250 16,000
m4.10xlarge はい 4,000 500 32,000
m4.16xlarge はい 10,000 1,250 65,000
p2.xlarge はい 750 93.75 6,000
p2.8xlarge はい 5,000 625 32,500
p2.16xlarge はい 10,000 1,250 65,000
r3.xlarge 500 62.5 4,000
r3.2xlarge 1,000 125 8,000
r3.4xlarge 2,000 250 16,000
r4.large はい 400 50 3,000
r4.xlarge はい 800 100 6,000
r4.2xlarge はい 1600 200 12,000
r4.4xlarge はい 3000 375 16,000
r4.8xlarge はい 6000 750 32,000
r4.16xlarge はい 12,000 1,500 65,000
x1.16xlarge はい 5,000 625 32,500
x1.32xlarge はい 10,000 1,250 65,000

* これらのインスタンスタイプは、このレベルのパフォーマンスを一貫して実現するために、EBS に最適化された状態で起動する必要があります。

**この値は 100% 読み取り専用ワークロードに基づいて四捨五入された概算値で、ベースライン設定の補助として提供されます。EBS に最適化された接続は全二重通信方式であり、両方向で通信回線が使用されたとき 50対50 の読み取り/書き込みワークロードでスループットと IOPS がこれ以上に利用できる場合があります。 場合によっては、ネットワーク、ファイルシステム、および Amazon EBS 暗号化のオーバーヘッドによって利用可能な最大スループットや IOPS が少なくなることがあります。

10 ギガビットネットワークインターフェイスで構成されたインスタンス (i2.8xlarger3.8xlarge など) では EBS 最適化がサポートされていないため、専用の EBS 帯域幅は使用できず、ここでは示していません。これらのインスタンスでは、ネットワークトラフィックと Amazon EBS トラフィックは同じ 10 ギガビットネットワークインターフェイスで共有されます。その他の一部の 10 ギガビットネットワークインスタンス (c4.8xlarged2.8xlarge など) では、ネットワークトラフィック専用の 10 ギガビットインターフェイスに加えて、専用の EBS 帯域幅を使用できます。

起動時に EBS 最適化を有効化する

EBS 最適化の属性を設定することにより、インスタンスの EBS 最適化を有効にすることができます。

コンソールを使用してインスタンスを起動するときに EBS 最適化を有効にするには

  1. https://console.aws.amazon.com/ec2/) にある Amazon EC2 コンソールを開きます。

  2. [Launch Instance] をクリックします。[Step 1: Choose an Amazon Machine Image (AMI)] で、AMI を選択します。

  3. [Step 2: Choose an Instance Type] で、EBS 最適化をサポートするとしてリストされているインスタンスタイプを選択します。

  4. [Step 3: Configure Instance Details] で、必要なフィールドに入力し、[Launch as EBS-optimized instance] を選択します。前の手順で選択したインスタンスタイプが EBS 最適化をサポートしていない場合、このオプションは存在しません。選択したインスタンスタイプがデフォルトで EBS 最適化される場合、このオプションが選択されており、選択を解除することはできません。

  5. 指示に従ってウィザードを完了し、インスタンスを起動します。

コマンドラインを使用してインスタンスを起動するときに EBS 最適化を有効にするには

次のいずれかのオプションを対応するコマンドで使用できます。これらのコマンドラインインターフェイスの詳細については、「Amazon EC2 へのアクセス」を参照してください。

実行中のインスタンスの EBS 最適化を変更する

EBS 最適化インスタンス属性を変更することにより、実行中のインスタンスの EBS 最適化を有効または無効にすることができます。

コンソールを使用して、実行中のインスタンスで EBS 最適化を有効にするには

  1. https://console.aws.amazon.com/ec2/) にある Amazon EC2 コンソールを開きます。

  2. ナビゲーションペインで [Instances] をクリックし、インスタンスを変更します。

  3. [Actions] をクリックして [Instance State] を選択し、[Stop] をクリックします。

    警告

    インスタンスを停止すると、インスタンスストアボリューム上のデータは消去されます。したがって、インスタンスストアボリューム上に維持したいデータがある場合は、必ず永続的ストレージにバックアップしてください。

  4. 確認ダイアログボックスで [Yes, Stop ] をクリックします。インスタンスが停止するまで、数分かかる場合があります。

  5. インスタンスが選択されたままの状態で [Actions] をクリックし、[Instance Settings] を選択して [Change Instance Type] をクリックします。

  6. [Change Instance Type] ダイアログボックスで、次のいずれかを実行します。

    • 目的のインスタンスのインスタンスタイプがデフォルトで EBS 最適化される場合、[EBS-optimized] が選択されており、選択解除できません。そのインスタンスでは EBS 最適化がすでに有効であるため、[Cancel] をクリックします。

    • 目的のインスタンスのインスタンスタイプが EBS 最適化をサポートしている場合は、[EBS-optimized] を選択して [Apply] をクリックします。

    • 目的のインスタンスのインスタンスタイプが EBS 最適化をサポートしていない場合は、[EBS-optimized] は選択解除されており、選択することができません。[Instance Type] から、EBS 最適化をサポートするインスタンスタイプを選択し、[EBS-optimized] を選択して [Apply] をクリックします。

  7. [Actions] をクリックして [Instance State] を選択し、[Start] をクリックします。

コマンドラインを使用して、実行中のインスタンスで EBS 最適化を有効にするには

次のいずれかのオプションを対応するコマンドで使用できます。これらのコマンドラインインターフェイスの詳細については、「Amazon EC2 へのアクセス」を参照してください。