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Amazon Relational Database Service
ユーザーガイド (API Version 2014-10-31)

Oracle DB インスタンスの一般的な DBA のその他のタスク

このセクションでは、Oracle を実行する Amazon RDS DB インスタンスのその他の DBA タスクを実行する方法について説明します。マネージド型サービスの操作性を実現するために、Amazon RDS では DB インスタンスへのシェルアクセスは提供していません。また、上位の権限を必要とする特定のシステムプロシージャやシステムテーブルへのアクセスが制限されます。

主要データストレージ領域で新しいディレクトリを作成します。

新しいディレクトリの作成は Oracle バージョン 11.2.0.4.v1 以降でサポートされています。

Amazon RDS プロシージャ rdsadmin.rdsadmin_util.create_directory を使用すると、ディレクトリを作成できます。最大 10,000 個のディレクトリを作成でき、すべてメインデータストレージ領域に配置されます。

create_directory プロシージャには以下のパラメータがあります。

パラメータ名 データ型 デフォルト値 必須 説明

p_directory_name

varchar2

必須

新しいディレクトリの名前。

以下の例では、product_descriptions という名前の新しいディレクトリを作成しています。

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exec rdsadmin.rdsadmin_util.create_directory(p_directory_name => 'product_descriptions');

DBA_DIRECTORIES を照会することで、ディレクトリを一覧表示できます。システムによって実際のホストパス名が自動的に選択されます。以下の例では、product_descriptions という名前のディレクトリのディレクトリパスを取得しています。

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select DIRECTORY_PATH from DBA_DIRECTORIES where DIRECTORY_NAME='product_descriptions'; DIRECTORY_PATH ---------------------------------------- /rdsdbdata/userdirs/01

DB インスタンスのマスターユーザー名には、新しいディレクトリに対する読み取り権限と書き込み権限が付与され、他のユーザーにアクセスを許可できます。DB インスタンスのディレクトリでは、実行権限は使用できません。ディレクトリはメインデータストレージ領域に作成され、領域および I/O 帯域幅を消費します。

作成したディレクトリは、Oracle drop directory コマンドを使用して削除できます。ディレクトリを削除してもその内容は削除されません。create_directory() メソッドはパス名を再利用できるため、削除されたディレクトリのファイルが新たに作成されたディレクトリに存在する可能性があります。ディレクトリを削除する前に、UTL_FILE.FREMOVE を使用してディレクトリからファイルを削除する必要があります。

DB インスタンスディレクトリ内のファイルの一覧表示

ファイルの一覧表示は Oracle バージョン 11.2.0.4.v1 以降でサポートされています。

Amazon RDS プロシージャ rdsadmin.rds_file_util.listdir を使用すると、ディレクトリ内のファイルを一覧表示できます。listdir プロシージャには以下のパラメータがあります。

パラメータ名 データ型 デフォルト値 必須 説明

p_directory

varchar2

必須

一覧表示するディレクトリの名前。

以下の例では、product_descriptions という名前のディレクトリ内のファイルを一覧表示しています。

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select * from table (rdsadmin.rds_file_util.listdir(p_directory => 'product_descriptions'));

DB インスタンスディレクトリ内のファイルの読み取り

ファイルの読み取りは、Oracle バージョン 11.2.0.4.v1 以降でサポートされています。

Amazon RDS プロシージャ rdsadmin.rds_file_util.read_text_file を使用すると、テキストファイルを読み取ることができます。read_text_file プロシージャには以下のパラメータがあります。

パラメータ名 データ型 デフォルト値 必須 説明

p_directory

varchar2

必須

ファイルを含むディレクトリの名前。

p_filename

varchar2

必須

読み取るファイルの名前。

以下の例では、product_descriptions ディレクトリから rice.txt ファイルを読み取っています。

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select * from table (rdsadmin.rds_file_util.read_text_file( p_directory => 'product_descriptions', p_filename => 'rice.txt'));

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