署名付き URL を使用したオブジェクトのアップロード - Amazon Simple Storage Service

署名付き URL を使用したオブジェクトのアップロード

署名付き URL を使用して、自分の Amazon S3 バケットにオブジェクトをアップロードすることを他のユーザーに許可できます。署名付き URL を使用すると、他のユーザーは AWS セキュリティ認証情報やアクセス許可を持っていなくてもアップロードできます。署名付き URL は、それを作成したユーザーのアクセス許可によって制限されます。つまり、オブジェクトをアップロードするための署名付き URL を受け取った場合、オブジェクトをアップロードできるのは、署名付き URL の作成者がそのオブジェクトのアップロードに必要なアクセス許可を持っている場合のみです。

この URL を使用してオブジェクトをアップロードすると、Amazon S3 は指定されたバケットにオブジェクトを作成します。署名付き URL で指定したのと同じキーを持つオブジェクトがバケット内に既存する場合、Amazon S3 は既存のオブジェクトをアップロードしたオブジェクトで置き換えます。アップロード後は、バケット所有者がオブジェクトを所有します。

署名付き URL の一般的な情報については、「署名付き URL の使用」を参照してください。

AWS Explorer for Visual Studio を使用すると、コードを一切記述せずに、オブジェクトをアップロードするための署名付き URL を作成できます。AWS SDK を使用して署名付き URL をプログラムで生成することもできます。

Visual Studio を使用している場合は、AWS Toolkit for Visual Studio で AWS Explorer を使用することで、コードを一切記述せずに、署名付き URL を生成できます。詳細については、「AWS Toolkit for Visual Studio ユーザーガイド」の「AWS Explorer から Amazon S3 を使用する」を参照してください。

AWS Explorer のインストール手順については、[AWS Toolkit for Visual Studio ユーザガイド]の「AWS Toolkit for Visual Studio のインストールとセットアップ」を参照してください。

  1. Amazon S3 ビューでバケットを選択し、右クリックしてコンテキストメニューを開きます。

  2. [署名付き URL を作成] を選択し、有効期限の日時を設定します。

  3. [PUT] を選択し、この署名付き URL をオブジェクトのアップロードに使用するように指定します。

  4. [生成] ボタンを選択します。

  5. URL をクリップボードにコピーするには、[Copy (コピー)] を選択します。

  6. この URL を使用するには、curl コマンドを使って PUT リクエストを送信できます。URL の作成時に指定したファイルへのパスと署名済み URL 自体を含めてください。

    curl -X PUT -T "/path/to/file" "presigned URL"

AWS SDK を使用してオブジェクトをアップロードするための署名付き URL を生成する例については、「AWS SDK を使用して Amazon S3 の署名付き URL を作成する」を参照してください。

署名付き URL の生成に AWS SDK を使用した場合、最大有効期限は、作成時点から 7 日間となります。

注記

2019 年 3 月 20 日より後に開設されたすべての AWS リージョンでは、リクエストで endpoint-url と AWS リージョンを指定する必要があります。すべての Amazon S3 のリージョンとエンドポイントのリストについては、「AWS 全般のリファレンス」の「リージョンとエンドポイント」を参照してください。