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AWS Elastic Beanstalk
開発者ガイド (API Version 2010-12-01)

AWS Toolkit for Visual Studio を使用して Auto Scaling を設定する

Auto Scaling は、ユーザーが定義したトリガに基づいて、Amazon EC2 インスタンスを自動的に起動または終了するように設計された Amazon のウェブサービスです。ユーザーは Auto Scaling グループをセットアップし、そのグループにトリガを関連付けることで、帯域幅の使用や CPU の使用率などのメトリクスに基づいて、コンピューティングリソースを自動的にスケーリングできます。Auto Scaling は Amazon CloudWatch と連携して、アプリケーションを実行するサーバーインスタンスのメトリクスを取得します。

Auto Scaling によって、Amazon EC2 インスタンスのグループを利用して、自動的に数を増減できるようにさまざまなパラメータを設定できます。Auto Scaling は、アプリケーションのトラフィックの変化をシームレスに処理できるように、Amazon EC2 インスタンスのグループを追加または削除できます。

Auto Scaling は、起動した各 Amazon EC2 インスタンスの状態も監視します。インスタンスが予期せずに終了した場合、Auto Scaling は終了を検出し、代わりのインスタンスを起動します。この機能を使用すると、任意の固定の Amazon EC2 インスタンス数を自動的に維持できます。

Elastic Beanstalk はアプリケーション用に Auto Scaling をプロビジョニングします。AWS Toolkit for Visual Studio のアプリケーション環境タブ内の [Auto Scaling] タブで Elastic Beanstalk 環境の Amazon EC2 インスタンス設定を編集できます。

 Elastic Beanstalk の [Auto Scaling] 設定パネル

ここでは、アプリケーションの Auto Scaling パラメータの設定方法について説明します。

設定の起動

Elastic Beanstalk アプリケーションが Auto Scaling リソースをプロビジョニングする方法を制御するために起動設定を編集できます。

[Minimum Instance Count] ボックスと [Maximum Instance Count] ボックスを使用して、Elastic Beanstalk アプリケーションが使用する Auto Scaling の最小サイズと最大サイズを指定できます。

 Elastic Beanstalk Auto Scaling 起動設定の設定ウィンドウ

注記

固定の Amazon EC2 インスタンス数を維持するには、[Minimum Instance Count] と [Maximum Instance Count] を同じ値に設定します。

[Availability Zones] ボックスでは、Amazon EC2 インスタンスを維持するアベイラビリティーゾーンの数を指定できます。フォールトトレラントアプリケーションを構築する場合、この数を設定することをお勧めします。1 つのアベイラビリティーゾーンが停止しても、インスタンスは他のアベイラビリティーゾーンで実行されます。

注記

現在、インスタンスを維持するアベイラビリティーゾーンを指定することはできません。

トリガ

トリガとは、インスタンス数を増やす(スケールアウト)タイミングや、インスタンス数を減らす(スケールイン)タイミングをシステムに指示するために設定できる Auto Scaling のメカニズムです。CPU の使用率など、Amazon CloudWatch に発行された任意のメトリクスについて、トリガが発生するように設定し、指定した条件を満たしているかどうかを判断することができます。メトリクスについて指定した条件の上限または下限を、指定した期間超過すると、トリガによって Scaling Activity という長時間実行されるプロセスが起動されます。

AWS Toolkit for Visual Studio を使用して、Elastic Beanstalk アプリケーションのスケーリングトリガを定義できます。

 Elastic Beanstalk の Auto Scaling トリガ

Auto Scaling のトリガは、インスタンス固有の Amazon CloudWatch メトリクスを監視して動作します。トリガには、CPU 使用率、ネットワークトラフィック、ディスクアクティビティが含まれます。[Trigger Measurement] の設定を使用するとトリガのメトリックを設定できます。

次の一覧では、AWS マネジメントコンソールを使用して設定できるトリガパラメータについて説明します。

  • トリガに使用する統計を指定できます。[Trigger Statistic] に対して選択できるのは、[Minimum]、[Maximum]、[Sum]、または [Average] です。

  • [Unit of Measurement] には、トリガ測定の単位を指定します。

  • [Measurement Period] ボックスの値は、Amazon CloudWatch がトリガのメトリクスを計測する頻度を指定します。[Breach Duration] は、トリガが発生するまでに、定義した限度([Upper Threshold] と [Lower Threshold] に指定した値)をメトリックが超過できる時間を示します。

  • [Upper Breach Scale Increment] と [Lower Breach Scale Increment] では、規模の拡大や縮小を実行する際に追加または削除する Amazon EC2 インスタンスの数を指定します。

Auto Scaling の詳細については、Auto Scaling のドキュメントを参照してください。

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