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Amazon Redshift
データベース開発者ガイド (API Version 2012-12-01)

WLM の動的なメモリ割り当て

各キューでは、WLM によりキューの同時実行レベルと同じ数のクエリスロットが作成されます。クエリスロットに割り当てられるメモリ量は、キューに割り当てられたメモリをスロットカウントで割った割合と同じです。メモリの割り当てまたは同時実行数を変更した場合、現在割り当てられているメモリ量を使用してアクティブなクエリを最後まで実行できるようにすると同時に、合計メモリ使用量が使用可能なメモリの 100 パーセントを超えることがないように、Amazon Redshift により新しい WLM 設定への移行が動的に管理されます。

ワークロードマネージャは、次のプロセスを使用して移行を管理します。

  1. WLM は、新しい各クエリスロットへのメモリ割り当てを再計算します。

  2. クエリスロットが実行中のクエリによりアクティブに使用されていない場合、WLM によりスロットが削除され、新しいスロットがメモリを使用できるようになります。

  3. クエリスロットがアクティブに使用されている場合、WLM はクエリが終了するまで待機します。

  4. アクティブなクエリが完了すると、空のスロットが削除され、関連するメモリが解放されます。

  5. 1 つ以上のスロットを追加するのに必要なメモリが使用可能になると、新しいスロットが追加されます。

  6. 変更時に実行されていたすべてのクエリが完了すると、スロットカウントは新しい同時実行レベルと同じになり、新しい WLM 設定への移行が完了します。

実際には、変更の適用時に実行されているクエリは元のメモリ割り当てを使用し続け、変更の適用時にキューに入っているクエリは新しいスロットが使用可能になるとそのスロットにルーティングされます。

移行プロセス中に WLM の動的プロパティが変更された場合、WLM はすぐに現在の状態から新しい設定への移行を開始します。移行のステータスを表示するには、STV_WLM_SERVICE_CLASS_CONFIG システムテーブルにクエリを実行します。