スタックを AWS CloudFormation StackSets にインポートする - AWS CloudFormation

スタックを AWS CloudFormation StackSets にインポートする

AWS CloudFormation スタックのインポートオペレーションでは、既存のスタックを新規または既存のスタックセットにインポートできるため、既存のスタックを 1 回のオペレーションでスタックセットに移行できます。StackSets はスタックの機能を拡張するため、1 回のオペレーションで複数のアカウントとリージョンにまたがるスタックを作成、更新、削除できます。

セルフマネージド型またはサービスマネージド型 StackSets のスタックインポートオペレーションを使用します。セルフマネージド型スタックセットの場合、インポートオペレーションでは、管理者アカウントまたは異なるターゲットアカウントと AWS リージョン にあるスタックをインポートできます。サービス管理された StackSets の場合、インポートオペレーションでは、管理アカウントと同じ AWS Organizations の任意のスタックをインポートできます。インポートオペレーションでは、インラインスタック ID を使用して最大 10 スタック、または Amazon S3 オブジェクトを使用して最大 200 スタック、インポートできます。

スタックのインポートは、StackSets がサポートされている場所であればどこでも利用できます。StackSets リージョンのサポートについては、「StackSets regional support」(StackSets リージョンのサポート) を参照してください。

Stack のインポートの要件

スタックセットでは複数のアカウントでスタックオペレーションが実行されるため、最初のスタックセットの作成を開始する前に、AWS アカウント で定義される必要なアクセス許可が必要です。

重要

NoEcho プロパティは StackSet インポートにサポートされていません。NoEcho を含むスタックは、StackSet のインポートを介して新しいスタックセットにインポートされません。

StackSets 要件の詳細については、「Prerequisites for stack set operations」(スタックセットオペレーションの前提条件) を参照してください。

スタックをスタックセットにインポートする前に、次の要件を理解していることを確認してください。

  • Stacks は、1 つのスタックセットにのみ属することができます。

  • スタックのインポートオペレーションでパラメータとしてタグを明示的に指定することで、スタックセットにスタックタグを実装できます。

  • スタックのカスタムパラメータオーバーライドは、インポートオペレーション中には影響を受けません。

  • StackSets クォータとスタックインスタンスは、スタックをインポートするときに適用されます。クォータの詳細については、「AWS CloudFormation のクォータ」を参照してください。