タスク 1: EC2 インスタンスを起動する – オプション - Amazon Elastic Compute Cloud

タスク 1: EC2 インスタンスを起動する – オプション

注記

インスタンスの起動は、このチュートリアルの対象外です。Amazon EC2 インスタンスがすでにあり、このチュートリアルで使用する場合は、このタスクをスキップできます。

タスクの目標

このタスクでは、EC2 インスタンスを起動して、EC2 インスタンスと使用する Amazon RDS データベース間の接続を設定するタスク 2 を完了できるようにします。使用できる EC2 インスタンスがある場合は、このタスクをスキップできます。

EC2 インスタンスを起動するためのステップ

以下のステップに従って、このチュートリアル用に EC2 インスタンスを起動します。

これらの手順のアニメーションを見る場合は、「アニメーションを表示: EC2 インスタンスを起動する」を参照してください。

EC2 インスタンスの設定

このタスクのステップでは、EC2 インスタンスを次のように設定します。

  • インスタンス名: tutorial-instance-2

  • AMI: Amazon Linux 2

  • インスタンスタイプ: t2.micro

  • パブリック IP の自動割り当て: 有効

  • 次の 3 つのルールを持つセキュリティグループ:

    • IP アドレスからの SSH を許可

    • 任意の場所からの HTTPS トラフィックを許可

    • 任意の場所からの HTTP トラフィックを許可

重要

本番環境では、具体的なニーズに合わせて、インスタンスを設定する必要があります。

EC2 インスタンスを起動するには
  1. Amazon EC2 コンソール (https://console.aws.amazon.com/ec2/) を開きます。

  2. [EC2 Dashboard] (EC2 ダッシュボード) で、[Launch instance] (インスタンスの作成) を選択します。

  3. [Names and tags] (名前とタグ) にある [Name] (名前) には、インスタンスを識別するための名前を入力します。このチュートリアルでは、インスタンス名は「tutorial-instance-2」にします。インスタンス名は必須ではありませんが、RDS コンソールでインスタンスを選択するときに、名前があると識別しやすくなります。

  4. [Application and OS Images] (アプリケーションと OS イメージ) で、ウェブサーバーに必要な AMI を選択します。このチュートリアルでは Amazon Linux を使用します。

  5. [Instance type] (インスタンスタイプ) にある [Instance type] (インスタンスタイプ) には使用しているウェブサーバーに必要なインスタンスタイプを選択します。このチュートリアルでは、t2.micro を使用します。

    注記

    AWS アカウントの作成から 12 か月未満で、t2.micro インスタンスタイプ (または t2.micro を利用できないリージョンでは t3.micro) を選択している場合は、Amazon EC2 の無料利用枠を利用できます。

  6. [Key pair (login)] (キーペア (ログイン)) にある [Key pair name] (キーペア名) には、使用するキーペアを選択します。

  7. [Network settings] (ネットワーク設定) で、次の操作を行います:

    1. デフォルトの VPC またはサブネットに変更を加えていない場合は、[Network] (ネットワーク) と [Subnet] (サブネット) でデフォルトの設定をそのまま使用できます。

      デフォルトの VPC またはサブネットに変更を加えた場合は、以下を確認してください。

      1. 自動接続設定を使用するには、インスタンスが RDS データベースと同じ VPC 内に存在している必要があります。デフォルトでは、VPC は 1 つのみです。

      2. インスタンスを起動する VPC には、インターネットからウェブサーバーにアクセスできるように、インターネットゲートウェイがアタッチされている必要があります。デフォルト VPC はインターネットゲートウェイで自動的に設定されます。

      3. インスタンスがパブリック IP アドレスを受け取れるように、[Auto-assign Public IP] (自動割り当てパブリック IP) で [Enable] (有効) が選択されていることを確認します。[Disable ] (無効) が選択されている場合は、[Edit] (編集) ([Network Settings] (ネットワーク設定) の右側) を選択し、その後 [Auto-assign public IP]] (パブリック IP の自動割り当て) で [Enable] (有効) を選択します。

    2. SSH を使用してインスタンスに接続するには、コンピュータのパブリック IPv4 アドレスからの SSH (Linux) または RDP (Windows) トラフィックを承認するセキュリティグループのルールが必要です。デフォルトでは、インスタンスを起動すると、任意の場所からのインバウンド SSH トラフィックを許可するルールで新しいセキュリティグループが作成されます。

      使用する IP アドレスのみがインスタンスに接続できるようにするには、[Firewall (security groups)] (ファイアウォール (セキュリティグループ)) にある [Allow SSH traffic from] (SSH トラフィックを許可する送信元) チェックボックスの横にあるドロップダウンリストから [My IP] (マイ IP) を選択します。

    3. インターネットからインスタンスへのトラフィックを許可するには、次のチェックボックスを選択します。

      • [Allow HTTPs traffic from the internet] (インターネットからの HTTPs トラフィックを許可する)

      • [Allow HTTP traffic from the internet] (インターネットからの HTTP トラフィックを許可する)

  8. [Summary] (概要) パネルでインスタンスの設定を確認し、[Launch instance] (インスタンスを起動する) を選択します。

  9. [View all instances] (すべてのインスタンスの表示) を選択して確認ページを閉じ、コンソールに戻ります。インスタンスは最初 pending 状態になり、その後 running 状態になります。

    インスタンスが起動しないか、状態が running ではなくすぐに terminated になる場合は、「Amazon EC2 インスタンスの起動に関する問題のトラブルシューティング」を参照してください。

インスタンスの起動方法の詳細については、「新しいインスタンス起動ウィザードを使用してインスタンスを起動する」を参照してください。

このアニメーションでは、EC2 インスタンスを起動する方法について説明します。このアニメーションのテキストバージョンについては、前述の手順のステップを参照してください。

これで、「タスク 2: RDS データベースを作成し、それを EC2 インスタンスに自動接続する」を行う準備ができました。