Amazon EC2 リソースの管理
リソースとは、ユーザーが操作できるエンティティです。リソースは、サービスの機能を使用する際に Amazon EC2 により作成されます。例えば、Amazon EC2 リソースには、イメージ、インスタンス、フリート、キーペア、およびセキュリティグループが含まれます。すべての Amazon EC2 リソースタイプには、リソースについて記述する属性が含まれます。例えば、名前、説明、リソース識別子、Amazon リソースネーム (ARN) です。
Amazon EC2 リソースは、そのリソースが存在する AWS リージョンまたはゾーンに固有のものです。例えば、Amazon マシンイメージ (AMI) は AWS リージョンに固有ですが、AMI から起動したインスタンスは起動元のゾーンに固有です。ARN を使用すると、アクセス許可ポリシーで Amazon EC2 リソースを指定できます。
AWS アカウントには、Amazon EC2 のデフォルトのクォータがあります。これらのクォータは、作成できるリソースの最大数を定義します。例えば、実行中のインスタンス全体での vCPU の最大数に対するクォータがあります。インスタンスを起動したり、停止しているインスタンスを開始したりすることでクォータを超えた場合、その操作は失敗します。
リソース ID またはタグを使用して、リージョンごとに AWS アカウントの特定のリソースを検索できます。複数のリージョン全体で特定のリソースまたはリソースタイプを検索するには、Amazon EC2 グローバルビューを使用します。