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Amazon CloudFront
開発者ガイド (API Version 2016-09-29)

CloudFront の負荷テスト

従来の負荷テストの方法は CloudFront では適切に機能しません。CloudFront が、DNS を使用して、地理的に分散したエッジロケーション間および各エッジロケーション内で負荷を分散するためです。クライアントが CloudFront にコンテンツを要求すると、クライアントは一連の IP アドレスが含まれた DNS レスポンスを受け取ります。DNS が返す IP アドレスの 1 つだけにリクエストを送信してテストするなら、1 つの CloudFront エッジロケーション内のリソースのごく一部分にのみテストを実行することなり、実際のトラフィックパターンを正確には表しません。この方法でテストした場合、リクエストするデータの量によっては、テスト対象になったごく一部分の CloudFront サーバーに負荷がかかりすぎて、パフォーマンスが低下することもあります。

CloudFront は、複数の地理的リージョンにわたってクライアント IP アドレスや DNS リゾルバーの異なるビューワーに応じて、拡大縮小するように設計されています。CloudFront のパフォーマンスを正確に評価する負荷テストを実行するには、以下の手順をすべて実行することをお勧めします。

  • 複数の地理的リージョンからクライアントのリクエストを送信します。

  • 各クライアントで独立した DNS リクエストを実行するようにテストを構成します。これで、各クライアントは DNS から一連の異なる IP アドレスを受け取ります。

  • リクエストを実行する各クライアントで、DNS から返された IP アドレスセット全体にクライアントリクエストを分散します。これにより、CloudFront エッジロケーション内の複数のサーバー間で負荷が分散されます。