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Amazon CloudFront
開発者ガイド (API Version 2016-09-29)

CloudFront 人気オブジェクトレポート

Amazon CloudFront コンソールでは、過去 60 日の中の指定した日付範囲の間、ディストリビューションで最も人気の高い 50 件のオブジェクトのリストを表示できます。

人気のオブジェクトレポートのデータは、CloudFront アクセスログと同じソースから取得されます。上位 50 件のオブジェクトの正確な数を取得するには、CloudFront で、午前 0 時から 10 分間隔ですべてのオブジェクトのリクエストをカウントし、その後 24 時間にわたって上位 150 件のオブジェクトの現在までの累計を保持します(CloudFront は、上位 150 件のオブジェクトの毎日の合計を 60 日間保持します)。リストの最下位に近いオブジェクトは、リストに加わったり、リストからなくなったりするため、これらのオブジェクトの合計は概算です。150 件のオブジェクトのリストの中の上位 50 件のオブジェクトもリスト内で上がったり下がったりする可能性はありますが、リストから完全になくなることはほとんどないため、通常これらのオブジェクトの合計は信頼できます。

オブジェクトが上位 150 件のリストからなくなり、その日のうちに再びリストに加わった場合、CloudFront で、そのオブジェクトがリストになかった期間の推定リクエスト数が追加されます。この予測は、その期間中にリストの最後にあったオブジェクトから受け取ったリクエストの数に基づいています。オブジェクトがその日のうちに上位 50 件のオブジェクトに加わった場合、オブジェクトが上位 150 件になかった間に CloudFront が受け取ったリクエストの数の予想により、通常、人気オブジェクトレポートのリクエスト数は、そのオブジェクトのアクセスログに表示されるリクエストの数を超えます。

Note

人気オブジェクトのリストを参照するために、アクセスログを有効にする必要はありません。

ディストリビューションの人気オブジェクトを表示するには

  1. AWS マネジメントコンソール にサインインし、https://console.aws.amazon.com/cloudfront/ にある、CloudFront コンソールを開きます。

  2. ナビゲーションペインで、[Popular Objects] をクリックします。

  3. [CloudFront Popular Objects Report] ペインの [Start Date] と [End Date] で、人気オブジェクトのリストを表示する日付範囲を選択します。過去 60 日間の任意の日付範囲を選択できます。

    日付と時刻は協定世界時 (UTC) です。

  4. [Distribution] リストで、人気オブジェクトのリストを表示するディストリビューションを選択します。

  5. [Update] をクリックします。

人気オブジェクトレポートは CSV 形式でダウンロードできます。このセクションでは、レポートをダウンロードする方法と、レポートの値について説明します。

人気オブジェクトレポートを CSV 形式でダウンロードするには

  1. 人気オブジェクトレポートを表示しているときに、[CSV] をクリックします。

  2. [Opening file name] ダイアログボックスで、ファイルを開くか保存するかを選択します。

レポートの先頭数行には次の情報が含まれます。

バージョン

この CSV ファイルの形式のバージョン。

レポート

レポートの名前。

DistributionID

レポートを実行した対象のディストリビューションの ID。

StartDateUTC

協定世界時 (UTC) によるレポートを実行した日付範囲の開始日。

EndDateUTC

協定世界時 (UTC) によるレポートを実行した日付範囲の終了日。

GeneratedTimeUTC

協定世界時 (UTC) によるレポートを実行した日時。

レポートには次の値が含まれています。

DistributionID

レポートを実行した対象のディストリビューションの ID。

FriendlyName

ディストリビューションの代替ドメイン名(CNAME)(存在する場合)。ディストリビューションに代替ドメイン名がない場合、リストにはディストリビューションのオリジンドメイン名が含まれます。

オブジェクト

オブジェクトの URL の最後の 500 文字。

RequestCount

このオブジェクトに対するリクエストの総数。

HitCount

CloudFront エッジキャッシュからオブジェクトが提供されたビューアリクエストの数。

MissCount

オブジェクトが現在エッジキャッシュに存在せず、CloudFront でオリジンからオブジェクトを取得する必要があるビューアリクエストの数。

HitCountPct

RequestCount の値に対する HitCount の値の割合。

BytesFromMisses

リクエストの発生時に適用可能なエッジキャッシュにオブジェクトが存在しなかった場合に、このオブジェクトについてビューアに提供されたバイト数。

TotalBytes

すべての HTTP メソッドのすべてのリクエストに応じて、このオブジェクトについて CloudFront からビューアに提供される合計バイト数。

IncompleteDownloadCount

このオブジェクトについて、ビューアがオブジェクトのダウンロードを開始したが、ダウンロードを終了できなかったビューアリクエストの数。

HTTP2xx

HTTP ステータスコードが 2xx 値(成功)であるビューアリクエストの数。

HTTP3xx

HTTP ステータスコードが 3xx 値(追加のアクションが必要)であるビューアリクエストの数。

HTTP4xx

HTTP ステータスコードが 4xx 値(クライアントエラー)であるビューアリクエストの数。

HTTP5xx

HTTP ステータスコードが 5xx 値(サーバーエラー)であるビューアリクエストの数。

次のリストは、CloudFront コンソールの人気オブジェクトレポートの値と、対応する CloudFront アクセスログの値を示します。CloudFront アクセスログの詳細については、「アクセスログ」を参照してください。

URL

オブジェクトへのアクセスにビューアが使用する URL の末尾 500 文字です。

リクエスト

オブジェクトに対するリクエストの総数。一般的にこの値は、CloudFront アクセスログのオブジェクトの GET リクエストの数とほぼ一致します。

Hits

CloudFront エッジキャッシュからオブジェクトが提供されたビューアリクエストの数。アクセスログでは、これらのリクエストの x-edge-response-result-type の値は Hit です。

Misses

オブジェクトがエッジキャッシュに存在しないため、CloudFront でオリジンからオブジェクトが取得されたビューアリクエストの数。アクセスログでは、これらのリクエストの x-edge-response-result-type の値は Miss です。

Hit Ratio

[Requests] 列の値に対する、[Hits] 列の値の割合。

Bytes from Misses

リクエストの発生時に適用可能なエッジキャッシュに存在しなかったオブジェクトのビューアに提供されたバイト数。CloudFront アクセスログでは、[Bytes from Misses] は、sc-bytes 列で、x-edge-result-type の値が Miss であるリクエストの値の合計です。

Total Bytes

すべての HTTP メソッドのオブジェクトに対するすべてのリクエストに応じて CloudFront からビューアに提供される合計バイト数。CloudFront アクセスログでは、[Total Bytes] は、sc-bytes 列の同じ期間に発生したすべてのリクエストの値の合計です。

Incomplete Downloads

リクエストされたオブジェクトのダウンロードが終了しなかったビューアリクエストの数。通常、ダウンロードが完了しないのは、たとえば別のリンクをクリックしたり、ブラウザを閉じたりして、ビューアによってキャンセルされたときです。CloudFront アクセスログでは、これらのリクエストの sc-status 列の値は、200 で、x-edge-result-type 列の値は、Error です。

2xx

HTTP ステータスコードが 2xxSuccessful であるリクエストの数。CloudFront アクセスログでは、ステータスコードは sc-status 列に表示されます。

3xx

HTTP ステータスコードが 3xxRedirection であるリクエストの数。3xx ステータスコードは追加のアクションが必要であることを示します。たとえば、301(Moved Permanently)は、リクエストされたオブジェクトが異なる場所に移動されていることを意味します。

4xx

HTTP ステータスコードが 4xxClient Error であるリクエストの数。4xx ステータスコードはクライアント側にエラーがあることを示します。たとえば、404(Not Found)は、クライアントが、検出できないオブジェクトをリクエストしたことを意味します。

5xx

HTTP ステータスコードが 5xxServer Error であるリクエストの数。5xx ステータスコードはオリジンサーバーがリクエストを実行しなかったことを示します。たとえば、503(Service Unavailable)は、オリジンサーバーが現在利用できないことを意味します。