関連するテレメトリで CloudWatch エージェントの使用 - Amazon CloudWatch

関連するテレメトリで CloudWatch エージェントの使用

CloudWatch に送信されるメトリクスおよびログには、テレメトリを関連付けるオプションのエンティティを含めることができます。エンティティは、関連情報の探索ペインで使用されます。CloudWatch エージェントは、サービス名および環境名を含むエンティティを送信します。

エージェントは、次のデータからサービス名および環境名を選択します。

[サービス名]

エージェントは、優先順位で次のオプションからサービス名を選択します。

  • Application Signals の計測 – エージェントは Application Signals で使用されるサービス名を送信します。サポートされている OpenTelemetry 計測ライブラリで使用される OTEL_SERVICE_NAME 環境変数を変更することによって上書きできます。

  • CloudWatch エージェント設定 – 特定のサービス名を使用するようにエージェントを設定できます。エージェント、プラグイン、メトリクス、ログ、ログファイルのレベルで設定できます。

  • Kubernetes ワークロード名 – Kubernetes ワークロードの場合、エージェントは次の優先順位で対応するポッドのワークロードの名前を送信します。

    • デプロイ名

    • ReplicaSet 名

    • StatefulSet 名

    • DaemonSet 名

    • CronJob 名

    • ジョブ名

    • ポッド名

    • コンテナ名

  • インスタンスメタデータからのリソースタグ – Amazon EC2 ワークロードの場合、エージェントはタグから名前を次の順序で送信します。

    • service

    • アプリケーション

    • できます

    エージェントがタグにアクセスするには、インスタンスメタデータを設定する必要があります。

  • デフォルト – その他のサービス名が見つからなかった場合、エージェントは Unknown の名前を送信します。

環境名

エージェントは、優先順位で次のオプションから環境名を選択します。

  • Application Signals の計測 — エージェントは Application Signals で使用される環境名を送信します。サポートされている OpenTelemetry 計測ライブラリで使用される deployment.environment 環境変数を設定することによって上書きできます。例えば、アプリケーションは環境変数 OTEL_RESOURCE_ATTRIBUTES=deployment.environment=MyEnvironment を設定できます。

  • CloudWatch エージェント設定 – 特定の環境名を使用するようにエージェントを設定できます。エージェント、プラグイン、メトリクス、ログ、ログファイルのレベルで設定できます。

  • クラスター名とワークスペース – Amazon EKS の場合は eks:cluster-name/Namespace。Amazon EC2 で実行されているネイティブ Kubernetes の場合は k8s:cluster-name/Namespace

  • インスタンスメタデータからのリソースタグ – Amazon EC2 ワークロードの場合、エージェントは AutoScalingGroup タグを使用できます。

    エージェントがタグにアクセスするには、インスタンスメタデータを設定する必要があります。

  • デフォルトでは、Kubernetes を実行していない Amazon EC2 インスタンスは環境名 ec2:default を取得します。