カスタムデータソースの使用 - Amazon CloudWatch

カスタムデータソースの使用

データソースを作成したら、そのデータソースのデータをクエリして可視化し、アラームを設定できます。テンプレートを使用してカスタムデータソースコネクタを作成した場合や、「 ステップ 3: シークレットリソースを Lambda 関数にアタッチする」にリストされているタグを追加した場合は、「 別のデータソースにあるメトリクスのグラフ化」の手順に従ってデータをクエリできます。また、この後のセクションで説明しているように、メトリクス数学関数 LAMBDA を使用してデータをクエリすることもできます。データソースのメトリクスに対してアラームを作成する方法については、「接続されたデータソースに基づいてアラームを作成する」を参照してください。このトピックでは、カスタムデータソースへの Lambda 関数に引数を渡す方法について説明します。

Lambda 関数に引数を渡す方法

カスタムデータソースに引数を渡す場合は、データソースをクエリするときに CloudWatch コンソールのクエリビルダーを使用するという方法をお勧めします。

また、CloudWatch メトリクス数式の新しい LAMBDA 式を使用することで、Lambda 関数を使用してデータソースからデータを取得することもできます。

LAMBDA("LambdaFunctionName" [, optional-arg]*)

optional-arg は、最大 20 個の文字列、数値、またはブール値です。例えば、param3.14、または true などです。

注記

CloudWatch データソースコネクタでは、複数行にわたる文字列はサポートされていません。そうしたクエリを実行するか、そうしたクエリでアラームやダッシュボードウィジェットを作成すると、すべてのラインフィードがスペースに置き換えられます。場合によっては、クエリが無効になることもあります。

LAMBDA メトリクス数学関数を使用する場合は、関数名 ("MyFunction") を指定できます。リソースポリシーで許可されている場合は、関数の特定のバージョン ("MyFunction:22") や Lambda 関数のエイリアス ("MyFunction:MyAlias") を使用することもできます。* を使用することはできません。

次に、LAMBDA 関数の呼び出し例をいくつか示します。

LAMBDA("AmazonOpenSearchDataSource", "MyDomain", "some-query")
LAMBDA("MyCustomDataSource", true, "fuzzy", 99.9)

LAMBDA メトリクス数学関数は時系列のリストを返します。そのリストをリクエスタに返したり、他のメトリクス数学関数と組み合わせて使用したりできます。次に、LAMBDA を他のメトリクス数学関数と組み合わせた場合の例を示します。

FILL(LAMBDA("AmazonOpenSearchDataSource", "MyDomain", "some-query"), 0)