Amazon マシンイメージ (AMI) で統計を集計する
統計の集計は、詳細モニターリングが有効化されている EC2 インスタンスに対して行うことができます。その場合、基本モニターリングを使用するインスタンスは含まれません。詳細については、「Amazon EC2 ユーザーガイド」の「インスタンスの詳細モニタリングを有効または無効にする」を参照してください。
この例では、指定した AMI を使用するすべてのインスタンスの平均 CPU 使用率を特定する方法を説明します。平均値は、1 日間、60 秒間隔の平均値です。
コンソールを使い、AMI 別の平均 CPU 使用率を表示するには
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CloudWatch コンソール (https://console.aws.amazon.com/cloudwatch/
) を開きます。 -
ナビゲーションペインで [Metrics (メトリクス)] を選択します。
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[EC2] 名前空間を選択し、次に [By Image (AMI) Id] を選択します。
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[
CPUUtilization
] メトリクスの行と特定の AMI を選択します。すると、その AMI のメトリクスがグラフとして表示されます。グラフの名前を変更するには、鉛筆アイコンを選択します。時間範囲を変更するには、事前定義済みの値を選択するか、[custom] を選択します。 -
統計を変更するには、[Graphed metrics] タブを選択します。列見出しまたは個々の値を選択し、統計または事前定義パーセンタイルのうち 1 つを選択するか、カスタムパーセンタイル (
p95.45
など) を指定します。 -
期間を変更するには、[Graphed metrics] タブを選択します。列見出しまたは個々の値を選択し、次に異なる値を選択します。
AWS CLI を使用して、AMI 別の平均 CPU 使用率を取得するには
以下のように get-metric-statistics コマンドを使用します。
aws cloudwatch get-metric-statistics --namespace AWS/EC2 --metric-name CPUUtilization \ --dimensions Name=ImageId,Value=
ami-3c47a355
--statistics Average \ --start-time2016-10-10T00:00:00
--end-time2016-10-11T00:00:00
--period 3600
オペレーションは、1 日間 1 時間おきの統計を返します。それぞれの値は、指定した AMI を実行する EC2 インスタンスの平均 CPU 使用率 (%) を表します。以下は出力例です。
{ "Datapoints": [ { "Timestamp": "2016-10-10T07:00:00Z", "Average": 0.041000000000000009, "Unit": "Percent" }, { "Timestamp": "2016-10-10T14:00:00Z", "Average": 0.079579831932773085, "Unit": "Percent" }, { "Timestamp": "2016-10-10T06:00:00Z", "Average": 0.036000000000000011, "Unit": "Percent" }, ... ], "Label": "CPUUtilization" }