DB インスタンスクラス - Amazon Aurora

DB インスタンスクラス

DB インスタンスクラスによって Amazon RDS DB インスタンスの計算とメモリの容量を決定します。必要な DB インスタンスクラスは、処理能力とメモリの要件によって異なります。

インスタンスクラス料金の詳細については、「Amazon RDS 料金表」を参照してください。

DB インスタンスクラスタイプ

Amazon Aurora は、2 種類のインスタンスクラス (メモリ最適化、バースト可能なパフォーマンス) をサポートしています。Amazon EC2 インスタンスタイプの詳細については、Amazon EC2 ドキュメントの「インスタンスタイプ」を参照してください。

利用可能なメモリ最適化 DB インスタンスクラスは以下のとおりです。

  • db.r5 – メモリ消費の高いアプリケーション用に最適化された最新世代のインスタンスクラス。ネットワークパフォーマンスが向上します。専用ハードウェアと軽量ハイパーバイザーが組み合わされた AWS Nitro System を使用します。

  • db.r4 – メモリ消費の高いアプリケーション用に最適化された現行世代のインスタンスクラス。ネットワーキング のパフォーマンスが向上します。

  • db.r3 – メモリ最適化を実現する前世代のインスタンスクラス。db.r3 インスタンスクラスは 欧州 (パリ) リージョンでは使用できません。

以下のバースト可能なパフォーマンス DB インスタンスクラスを利用できます。

  • db.t3 – CPU の最大使用率までバースト可能なベースラインのパフォーマンスレベルを提供する最新世代のインスタンスクラス。これらのインスタンスクラスには、前世代の db.t2 インスタンスクラスよりも多くのコンピューティングキャパシティーを備えています。専用ハードウェアと軽量ハイパーバイザーが組み合わされた AWS Nitro System を使用します。

  • db.t2 – CPU の最大使用率までバースト可能なベースラインのパフォーマンスレベルを提供する現行世代のインスタンスクラス。これらのインスタンスクラスは、開発/テストサーバーなどの本番稼働用以外のサーバーでのみ使用することをお勧めします。

注記

AWS Nitro System (db.r5、db.t3) を使用する DB インスタンスクラスは、読み取りと書き込みを組み合わせたワークロードに対して調整されます。

DB インスタンスクラスのハードウェア仕様の用語

以下の用語を使用して、DB インスタンスクラスのハードウェア仕様について説明します。

  • vCPU – 仮想中央演算装置 (CPU) の数。仮想 CPU は、DB インスタンスクラスの比較に使用できる容量の単位です。特定のプロセッサを購入またはリースして数か月から数年間使用する代わりに、時間単位で処理能力をレンタルすることができます。私たちの目標は、実際の基盤となるハードウェアの範囲内で、一貫して特定の容量の CPU 能力を使用できるようにすることです。

  • ECU – Amazon EC2 インスタンスの整数処理能力の相対的測定基準。異なるインスタンスクラス間で開発者が間単に CPU 能力値を比較できるように、Amazon EC2 コンピュート単位が定義されています。特定のインスタンスに配分されている CPU 量は、これらの EC2 コンピュート単位で明示されます。現在のところ、1 つの ECU で、1.0 – 1.2 GHz 2007 Opteron または 2007 Xeon プロセッサと同等の CPU 能力が提供されます。

  • メモリ (GiB) – DB インスタンスに割り当てられる RAM (ギガバイナリバイト単位) を示します。通常、メモリと vCPU の比率は一定です。例として、db.r4 インスタンスクラスを使用します。このインスタンスクラスのメモリと vCPU の比率は db.r5 インスタンスクラスと同じですが、db.r5 インスタンスクラスのパフォーマンスは、ほとんどのユースケースで db.r4 インスタンスクラスより安定して優れています。

  • 最大帯域幅 (Mbps) – 最大帯域幅 (メガビット/秒)。8 で割ると、メガバイト/秒でのスループットが得られます。

    注記

    この図は、DB インスタンス内のローカルストレージの I/O 帯域幅を示しています。Aurora クラスターボリュームとの通信には適用されません。

  • ネットワークパフォーマンス – 他の DB インスタンスクラスとの相対的なネットワーク速度。

Aurora で利用可能なすべての DB インスタンスクラスのハードウェア仕様

Amazon Aurora で利用可能な Amazon RDS DB インスタンスクラスの詳細を以下の表に示します。テーブルの列の用語の詳細な説明については、「DB インスタンスクラスのハードウェア仕様の用語」を参照してください。

DB インスタンスクラスの DB エンジンの DB エンジンに関する考慮事項は次のとおりです。

  • db.r5 の Aurora サポート – これらのインスタンスクラスは、すべての Aurora リージョンで利用できます (AWS GovCloud (US-West)、AWS GovCloud (米国東部)、中国 (北京) を除く)。

    • Aurora MySQL のバージョンは、以下の表に指定されているように db.r5 インスタンスクラスをサポートしています。

    • Aurora PostgreSQL の場合、db.r5 インスタンスクラスをサポートするバージョンは、DB クラスターがある AWS リージョンによって異なります。どの Aurora PostgreSQL バージョンが db.r5 インスタンスクラスをサポートしているかを AWS リージョン別に確認するには、CLI コマンド describe-orderable-db-instance-options を使用します。次のコマンドで --region パラメータにクラスターの AWS リージョンを入力します。

      Linux、macOS、Unix の場合:

      aws rds describe-orderable-db-instance-options --engine aurora-postgresql --db-instance-class db.r5.large \ --query 'OrderableDBInstanceOptions[].[DBInstanceClass,StorageType,Engine,EngineVersion]' \ --region your-cluster-AWS-Region --output text

      Windows の場合:

      aws rds describe-orderable-db-instance-options --engine aurora-postgresql --db-instance-class db.r5.large ^ --query 'OrderableDBInstanceOptions[].[DBInstanceClass,StorageType,Engine,EngineVersion]' ^ --region your-cluster-AWS-Region --output text
  • db.t3 の Aurora サポート

    • Aurora MySQL では、Aurora MySQL 1.15 以降、およびすべての Aurora MySQL 2.x バージョンの db.t3.medium および db.t3 small インスタンスクラスをサポートしています。これらのインスタンスクラスは、すべての Aurora リージョンの Aurora MySQL で利用できます (AWS GovCloud (US-West)、AWS GovCloud (米国東部)、中国 (北京) を除く)。

    • Aurora MySQL db.r5、db.r4、および db.t3 DB の各インスタンスクラスの場合、クラスター内のいずれのインスタンスでも、保留になっているインスタンスレベルのシステム更新はありません。保留中のシステムの更新を確認するには、次の AWS CLI コマンドを使用してください。

      aws rds describe-pending-maintenance-actions
    • Aurora PostgreSQL では、次の db.t3 インスタンスクラスがサポートされています。

      • db.t3.medium インスタンスクラスは、PostgreSQL 10.7 以降と互換性のあるバージョンでサポートされています。これらのインスタンスクラスは、すべての Aurora リージョンの Aurora PostgreSQL で利用できます (中国 (寧夏) を除く)。

      • db.t3.large インスタンスクラスは、PostgreSQL バージョン 10.11 以降および 11.6 以降と互換性のあるバージョンでサポートされています。

インスタンスクラス vCPU ECU メモリ (GiB) 最大ローカルストレージの帯域幅 (Mbps) ネットワークパフォーマンス Aurora MySQL Aurora PostgreSQL
db.r5 – 最新世代のメモリ最適化インスタンスクラス
db.r5.24xlarge 96 347 768 19,000 25 Gbps 1.22 以降、2.06 以降 はい
db.r5.16xlarge 64 264 512 13,600 20 Gbps 1.22 以降、2.06 以降 はい
db.r5.12xlarge 48 173 384 9,500 10 Gbps 1.14.4 以降 はい
db.r5.8xlarge 32 132 256 6,800 10 Gbps 1.22 以降、2.06 以降 はい
db.r5.4xlarge 16 71 128 4,750 最大 10 Gbps 1.14.4 以降 はい
db.r5.2xlarge 8 38 64 最大 4,750 最大 10 Gbps 1.14.4 以降 はい
db.r5.xlarge 4 19 32 最大 4,750 最大 10 Gbps 1.14.4 以降 はい
db.r5.large 2 10 16 最大 4,750 最大 10 Gbps 1.14.4 以降 はい
db.r4 – 現行世代のメモリ最適化インスタンスクラス
db.r4.16xlarge 64 195 488 14,000 25 Gbps 1.14.4 以降 はい
db.r4.8xlarge 32 99 244 7,000 10 Gbps 1.14.4 以降 はい
db.r4.4xlarge 16 53 122 3,500 最大 10 Gbps 1.14.4 以降 はい
db.r4.2xlarge 8 27 61 1,700 最大 10 Gbps 1.14.4 以降 はい
db.r4.xlarge 4 13.5 30.5 850 最大 10 Gbps 1.14.4 以降 はい
db.r4.large 2 7 15.25 425 最大 10 Gbps 1.14.4 以降 はい
db.r3– 前の世代のメモリ最適化インスタンスクラス。
db.r3.8xlarge 32 104 244 10 Gbps はい いいえ
db.r3.4xlarge 16 52 122 2,000 はい いいえ
db.r3.2xlarge 8 26 61 1,000 はい いいえ
db.r3.xlarge 4 13 30.5 500 はい いいえ
db.r3.large 2 6.5 15.25 はい いいえ
db.t3 – 最新世代のバースト可能なパフォーマンスインスタンスクラス
db.t3.2xlarge 8 変数 32 最大 2,048 最大 5 Gbps いいえ いいえ
db.t3.xlarge 4 変数 16 最大 2,048 最大 5 Gbps いいえ いいえ
db.t3.large 2 変数 8 最大 2,048 最大 5 Gbps いいえ 10.11 以降、および 11.6 以降
db.t3.medium 2 変数 4 最大 1,536 最大 5 Gbps 1.14.4 以降 10.7 以降
db.t3.small 2 変数 2 最大 1,536 最大 5 Gbps 1.14.4 以降 いいえ
db.t3.micro 2 変数 1 最大 1,536 最大 5 Gbps いいえ いいえ
db.t2 – 現行世代のバースト可能なパフォーマンスインスタンスクラス
db.t2.medium 2 変数 4 はい いいえ
db.t2.small 1 変数 2 はい いいえ