Aurora DB インスタンスクラス
DB インスタンスクラスによって、 Amazon Aurora DB インスタンスの計算とメモリの容量を決定します。必要な DB インスタンスクラスは、処理能力とメモリの要件によって異なります。
DB インスタンスクラスは、DB インスタンスタイプとサイズの両方で構成されます。例えば、db.r6g は、AWS Graviton2 プロセッサを搭載した汎用 DB インスタンスタイプです。db.r6g インスタンスタイプ内の db.r6g.2xlarge は、DB インスタンスクラスです。
インスタンスクラスの料金の詳細については、「Amazon RDS の料金
トピック
DB インスタンスクラスタイプ
Amazon Aurora は、以下のタイプの DB インスタンスクラスをサポートしています。
Amazon EC2 インスタンスタイプの詳細については、Amazon EC2 ドキュメントの「インスタンスタイプ」を参照してください。
Aurora Serverless v2 インスタンスクラスのタイプ
次の Aurora Serverless v2 タイプが使用可能です。
-
db.serverless — Aurora Serverless v2 によって使用される特別な DB インスタンスクラス。Aurora は、ワークロードの変化に応じて、コンピューティング、メモリ、およびネットワークリソースを動的に調整します。使用方法の詳細については、「Aurora Serverless v2 を使用する」を参照してください。
メモリ最適化インスタンスクラスタイプ
メモリ最適化 X ファミリーは、次のインスタンスクラスタイプをサポートします。
-
db.x2g - メモリを大量に消費するアプリケーション用に最適化され、AWS Graviton2 プロセッサを搭載したインスタンスクラス。これらのインスタンスクラスは、メモリの GiB あたりのコストを削減します。
AWS Graviton2 プロセッサを搭載した DB インスタンスクラスの 1 つを使用するように DB インスタンスを変更できます。これを行うには、他の DB インスタンスを変更する場合と同じ手順を実行します。
メモリ最適化 R ファミリーは、次のインスタンスクラスタイプをサポートします。
-
db.r6g - AWSGraviton2 プロセッサを搭載したインスタンスクラス。これらのインスタンスクラスは、MySQL や PostgreSQL などのオープンソースデータベースでメモリ消費の高いワークロードを実行するのに最適です。
AWS Graviton2 プロセッサを搭載した DB インスタンスクラスの 1 つを使用するように DB インスタンスを変更できます。これを行うには、他の DB インスタンスを変更する場合と同じ手順を実行します。
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db.r6i — メモリ集約型のワークロードの実行に最適なインスタンスクラス。
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db.r4 — これらのインスタンスクラスは Aurora PostgreSQL 11 および 12 バージョンでのみサポートされます。db.r4 DB インスタンスクラスを使用しているすべての Aurora PostgreSQL DB クラスターは、できるだけ早く db.r5 DB またはより新しいインスタンスクラスにアップグレードすることをお勧めします。
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db.r3 - メモリの最適化を提供するインスタンスクラス。
Amazon Aurora は、アップグレードの推奨事項を含め、以下のスケジュールで db.r3 DB インスタンスクラスを終了するプロセスを開始しています。db.r3 DB インスタンスクラスを使用しているすべての Aurora MySQL DB クラスターは、できるだけ早く db.r5 以降の DB インスタンスクラスにアップグレードすることをお勧めします。
アクションまたは推奨事項 日付 db.r3 DB インスタンスクラスを使用する Aurora MySQL DB クラスターを作成できなくなりました。
現在
Amazon Aurora は、db.r3 DB インスタンスクラスを使用する Aurora MySQL DB クラスターの同等の db.r5 以降の DB インスタンスクラスへの自動アップグレードを開始しました。
2023 年 1 月 31 日
バースト可能パフォーマンスインスタンスクラスタイプ
以下のバースト可能パフォーマンス DB インスタンスタイプが使用可能です。
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db.t4g – ARM ベースの AWS Graviton2 プロセッサを搭載した汎用インスタンスクラス。これらのインスタンスクラスでは、幅広いバースト汎用ワークロードに対して、以前のバーストパフォーマンス DB インスタンスクラスよりも優れた料金パフォーマンスを提供します。Amazon RDS T4g インスタンスは、Unlimited モードに設定されています。したがって、追加料金を支払えば、24 時間にわたり、ベースラインを超えてバーストできることになります。
AWS Graviton2 プロセッサを搭載した DB インスタンスクラスの 1 つを使用するように DB インスタンスを変更できます。これを行うには、他の DB インスタンスを変更する場合と同じ手順を実行します。
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db.t3 – ベースラインのパフォーマンスレベルを提供しながら、CPU の最大使用率までバーストすることも可能なインスタンスクラス。T3 インスタンスは、Unlimited モードに設定されています。これらのインスタンスクラスには、前世代の db.t2 インスタンスクラスよりも多くのコンピューティング容量を備えています。専用ハードウェアと軽量ハイパーバイザーが組み合わされた AWS Nitro System を使用します。これらのインスタンスクラスは、開発/テストサーバーなどの本稼働用以外のサーバーでのみ使用することをお勧めします。
-
db.t2 – ベースラインのパフォーマンスレベルを提供しながら、CPU の最大使用率までバーストすることも可能なインスタンスクラス。これらのインスタンスクラスは、開発/テストサーバーなどの本稼働用以外のサーバーでのみ使用することをお勧めします。
注記
T DB インスタンスクラスは、開発、テスト、またはその他の本稼働以外のサーバーにのみ使用することをお勧めします。T インスタンスクラスの詳細な推奨事項については、「開発やテストのための T インスタンスクラスの使用」を参照してください。
DB インスタンスクラスのハードウェア仕様については、「Aurora 用の DB インスタンスクラスのハードウェア仕様」を参照してください。
DB インスタンスクラスでサポートされている DB エンジン
Aurora DB エンジンでサポートされている Amazon Aurora DB インスタンスに関する詳細を以下の表に示します。
インスタンスクラス | Aurora MySQL | Aurora PostgreSQL |
---|---|---|
db.serverless — 自動容量スケーリング機能を備えた Aurora Serverless v2 インスタンスクラス | ||
db.serverless | 「Aurora Serverless v2」を参照してください。 | 「Aurora Serverless v2」を参照してください。 |
db.x2g – AWS Graviton2 プロセッサを搭載したメモリ最適化インスタンスクラス | ||
db.x2g.16xlarge | 2.09.2 以降、2.10.0 以降、3.01.0 以降 | 14.3 以降、13.3 以降、12.8 以降、11.9、11.12 以降 |
db.x2g.12xlarge | 2.09.2 以降、2.10.0 以降、3.01.0 以降 | 14.3 以降、13.3 以降、12.8 以降、11.9、11.12 以降 |
db.x2g.8xlarge | 2.09.2 以降、2.10.0 以降、3.01.0 以降 | 14.3 以降、13.3 以降、12.8 以降、11.9、11.12 以降 |
db.x2g.4xlarge | 2.09.2 以降、2.10.0 以降、3.01.0 以降 | 14.3 以降、13.3 以降、12.8 以降、11.9、11.12 以降 |
db.x2g.2xlarge | 2.09.2 以降、2.10.0 以降、3.01.0 以降 | 14.3 以降、13.3 以降、12.8 以降、11.9、11.12 以降 |
db.x2g.xlarge | 2.09.2 以降、2.10.0 以降、3.01.0 以降 | 14.3 以降、13.3 以降、12.8 以降、11.9、11.12 以降 |
db.x2g.large | 2.09.2 以降、2.10.0 以降、3.01.0 以降 | 14.3 以降、13.3 以降、12.8 以降、11.9、11.12 以降 |
db.r6g – AWS Graviton2 プロセッサを搭載したメモリ最適化インスタンスクラス | ||
db.r6g.16xlarge | 2.09.2 以降、2.10.0 以降、3.01.0 以降 | 14.3 以降、13.3 以降、12.8 以降、11.9、11.12 以降 |
db.r6g.12xlarge | 2.09.2 以降、2.10.0 以降、3.01.0 以降 | 14.3 以降、13.3 以降、12.8 以降、11.9、11.12 以降 |
db.r6g.8xlarge | 2.09.2 以降、2.10.0 以降、3.01.0 以降 | 14.3 以降、13.3 以降、12.8 以降、11.9、11.12 以降 |
db.r6g.4xlarge | 2.09.2 以降、2.10.0 以降、3.01.0 以降 | 14.3 以降、13.3 以降、12.8 以降、11.9、11.12 以降 |
db.r6g.2xlarge | 2.09.2 以降、2.10.0 以降、3.01.0 以降 | 14.3 以降、13.3 以降、12.8 以降、11.9、11.12 以降 |
db.r6g.xlarge | 2.09.2 以降、2.10.0 以降、3.01.0 以降 | 14.3 以降、13.3 以降、12.8 以降、11.9、11.12 以降 |
db.r6g.large | 2.09.2 以降、2.10.0 以降、3.01.0 以降 | 14.3 以降、13.3 以降、12.8 以降、11.9、11.12 以降 |
db.r6i – メモリ最適化インスタンスクラス | ||
db.r6i.32xlarge | 2.11.0 以降、3.02.1 以降 | 14.3 以降、13.5 以降、12.9 以降 |
db.r6i.24xlarge | 2.11.0 以降、3.02.1 以降 | 14.3 以降、13.5 以降、12.9 以降 |
db.r6i.16xlarge | 2.11.0 以降、3.02.1 以降 | 14.3 以降、13.5 以降、12.9 以降 |
db.r6i.12xlarge | 2.11.0 以降、3.02.1 以降 | 14.3 以降、13.5 以降、12.9 以降 |
db.r6i.8xlarge | 2.11.0 以降、3.02.1 以降 | 14.3 以降、13.5 以降、12.9 以降 |
db.r6i.4xlarge | 2.11.0 以降、3.02.1 以降 | 14.3 以降、13.5 以降、12.9 以降 |
db.r6i.2xlarge | 2.11.0 以降、3.02.1 以降 | 14.3 以降、13.5 以降、12.9 以降 |
db.r6i.xlarge | 2.11.0 以降、3.02.1 以降 | 14.3 以降、13.5 以降、12.9 以降 |
db.r6i.large | 2.11.0 以降、3.02.1 以降 | 14.3 以降、13.5 以降、12.9 以降 |
db.r5 – メモリ最適化インスタンスクラス | ||
db.r5.24xlarge | 1.22 以上、2.06 以上、3.01.0 以降 | 現在利用可能なすべてのバージョン |
db.r5.16xlarge | 1.22 以上、2.06 以上、3.01.0 以降 | 現在利用可能なすべてのバージョン |
db.r5.12xlarge | 1.14.4 以降、2.06 以降、3.01.0 以降 | 現在利用可能なすべてのバージョン |
db.r5.8xlarge | 1.22 以上、2.06 以上、3.01.0 以降 | 現在利用可能なすべてのバージョン |
db.r5.4xlarge | 1.14.4 以降、2.06 以降、3.01.0 以降 | 現在利用可能なすべてのバージョン |
db.r5.2xlarge | 1.14.4 以降、2.06 以降、3.01.0 以降 | 現在利用可能なすべてのバージョン |
db.r5.xlarge | 1.14.4 以降、2.06 以降、3.01.0 以降 | 現在利用可能なすべてのバージョン |
db.r5.large | 1.14.4 以降、2.06 以降、3.01.0 以降 | 現在利用可能なすべてのバージョン |
db.r4 – メモリ最適化インスタンスクラス | ||
db.r4.16xlarge | 1.14.4 以降。3.01.0 以降ではサポートされていません | いいえ |
db.r4.8xlarge | 1.14.4 以降。3.01.0 以降ではサポートされていません | いいえ |
db.r4.4xlarge | 1.14.4 以降。3.01.0 以降ではサポートされていません | いいえ |
db.r4.2xlarge | 1.14.4 以降。3.01.0 以降ではサポートされていません | いいえ |
db.r4.xlarge | 1.14.4 以降。3.01.0 以降ではサポートされていません | いいえ |
db.r4.large | 1.14.4 以降。3.01.0 以降ではサポートされていません | いいえ |
db.r3 – メモリ最適化インスタンスクラス | ||
db.r3.8xlarge | すべてのバージョン 1.x。バージョン 2.11.0 以降ではサポートされていません。バージョン 3.01.0 以降ではサポートされていません | いいえ |
db.r3.4xlarge | すべてのバージョン 1.x。バージョン 2.11.0 以降ではサポートされていません。バージョン 3.01.0 以降ではサポートされていません | いいえ |
db.r3.2xlarge | すべてのバージョン 1.x。バージョン 2.11.0 以降ではサポートされていません。バージョン 3.01.0 以降ではサポートされていません | いいえ |
db.r3.xlarge | すべてのバージョン 1.x。バージョン 2.11.0 以降ではサポートされていません。バージョン 3.01.0 以降ではサポートされていません | いいえ |
db.r3.large | すべてのバージョン 1.x。バージョン 2.11.0 以降ではサポートされていません。バージョン 3.01.0 以降ではサポートされていません | いいえ |
db.t4g – AWS Graviton2 プロセッサを搭載したバーストパフォーマンスインスタンスクラス | ||
db.t4g.2xlarge | いいえ | いいえ |
db.t4g.xlarge | いいえ | いいえ |
db.t4g.large | 2.09.2 以降、2.10.0 以降、3.01.0 以降 | 14.3 以降、13.3 以降、12.7 以降、11.12 以降 |
db.t4g.medium | 2.09.2 以降、2.10.0 以降、3.01.0 以降 | 14.3 以降、13.3 以降、12.7 以降、11.12 以降 |
db.t4g.small | いいえ | いいえ |
db.t3 – バーストパフォーマンスインスタンスクラス | ||
db.t3.2xlarge | いいえ | いいえ |
db.t3.xlarge | いいえ | いいえ |
db.t3.large | 2.10 以降、3.01.0 以降 | 14.3 以降、13.3 以降、12.7 以降、11.12 以降 |
db.t3.medium | 1.14.4 以降、3.01.0 以降 | 14.3 以降、13.3 以降、12.7 以降、11.12 以降 |
db.t3.small | 1.14.4 以降。3.01.0 以降ではサポートされていません | いいえ |
db.t3.micro | いいえ | いいえ |
db.t2 – バーストパフォーマンスインスタンスクラス | ||
db.t2.medium | 1.x および 2.x のすべてのバージョン。3.01.0 以降ではサポートされていません | いいえ |
db.t2.small | 1.x および 2.x のすべてのバージョン。3.01.0 以降ではサポートされていません | いいえ |
AWS リージョン での DB インスタンスクラスのサポートを決定する
特定の AWS リージョン で各 DB エンジンがサポートしている DB インスタンスクラスを決定するため、複数のアプローチの中から 1 つを選択できます。AWS Management Console で、「Amazon RDS 料金表
注記
AWS CLI でオペレーションを実行すると、特定の DB エンジン、DB エンジンバージョン、および AWS リージョン でサポートされる DB インスタンスクラスが自動的に表示されます。実行できるオペレーションの例には、DB クラスターの作成や変更などが含まれます。
目次
Amazon RDS 料金ページを使用して、AWS リージョン での DB インスタンスクラスのサポートを決定する
Amazon RDS 料金
料金ページを使用して、リージョンの各エンジンでサポートされる DB インスタンスクラスを決定するには
-
Amazon RDS 料金
に移動します。 -
[Amazon Aurora] を選択します。
-
DB インスタンスで、MySQL 互換エディションまたは PostgreSQL 互換エディションを開きます。
-
AWS リージョン で使用できる DB インスタンスクラスを表示するには、該当するサブセクションの [Region] (リージョン) で AWS リージョン を選択します。
AWS CLI を使用して、AWS リージョン 内での DB インスタンスクラスのサポートを決定する
AWS CLI を使用して、AWS リージョン 内の特定の DB エンジンおよび DB エンジンバージョンでサポートされる DB インスタンスクラスを決定できます。
次の AWS CLI 例を使用する場合は、DB エンジン、DB エンジンバージョン、DB インスタンスクラス、AWS リージョン の有効な値を入力してください。次の表は、有効な DB エンジンの値を示しています。
エンジン名 | CLI コマンドのエンジン値 | バージョンの詳細 |
---|---|---|
MySQL 5.7 互換、8.0 互換 Aurora |
|
Aurora MySQL のリリースノートの Amazon Aurora MySQL バージョン 2 のデータベースエンジンの更新と Amazon Aurora MySQL バージョン 3 のデータベースエンジンの更新 |
Aurora PostgreSQL |
|
AWS リージョン 名については、「AWS リージョン アベイラビリティーゾーン」を参照してください。
次の例は、describe-orderable-db-instance-options AWS CLI コマンドを使用して、AWS リージョン での DB インスタンスクラスのサポートを決定する方法を示しています。
トピック
AWS リージョン 内の特定の DB エンジンバージョンでサポートされている DB インスタンスクラスの一覧表示
AWS リージョン 内の特定の DB エンジンバージョンでサポートされている DB インスタンスクラスを一覧表示するには、次のコマンドを実行します。
Linux、macOS、Unix の場合:
aws rds describe-orderable-db-instance-options --engine
engine
--engine-versionversion
\ --query "OrderableDBInstanceOptions[].{DBInstanceClass:DBInstanceClass,SupportedEngineModes:SupportedEngineModes[0]}" \ --output table \ --regionregion
Windows の場合:
aws rds describe-orderable-db-instance-options --engine
engine
--engine-versionversion
^ --query "OrderableDBInstanceOptions[].{DBInstanceClass:DBInstanceClass,SupportedEngineModes:SupportedEngineModes[0]}" ^ --output table ^ --regionregion
出力には、各 DB インスタンスクラスでサポートされているエンジンモードも表示されます。
例えば、次のコマンドは、米国東部 (バージニア北部) の Aurora PostgreSQL DB エンジンのバージョン 13.6 でサポートされている DB インスタンスクラスを一覧表示します。
Linux、macOS、Unix の場合:
aws rds describe-orderable-db-instance-options --engine aurora-postgresql --engine-version 13.6 \ --query "OrderableDBInstanceOptions[].{DBInstanceClass:DBInstanceClass,SupportedEngineModes:SupportedEngineModes[0]}" \ --output table \ --region us-east-1
Windows の場合:
aws rds describe-orderable-db-instance-options --engine aurora-postgresql --engine-version 13.6 ^ --query "OrderableDBInstanceOptions[].{DBInstanceClass:DBInstanceClass,SupportedEngineModes:SupportedEngineModes[0]}" ^ --output table ^ --region us-east-1
AWS リージョン 内で特定の DB インスタンスクラスをサポートする DB エンジンのバージョンの一覧表示
AWS リージョン 内で特定の DB インスタンスクラスをサポートしている DB エンジンのバージョンを一覧表示するには、次のコマンドを実行します。
Linux、macOS、Unix の場合:
aws rds describe-orderable-db-instance-options --engine
engine
--db-instance-classDB_instance_class
\ --query "OrderableDBInstanceOptions[].{EngineVersion:EngineVersion,SupportedEngineModes:SupportedEngineModes[0]}" \ --output table \ --regionregion
Windows の場合:
aws rds describe-orderable-db-instance-options --engine
engine
--db-instance-classDB_instance_class
^ --query "OrderableDBInstanceOptions[].{EngineVersion:EngineVersion,SupportedEngineModes:SupportedEngineModes[0]}" ^ --output table ^ --regionregion
出力には、各 DB エンジンバージョンでサポートされているエンジンモードも表示されます。
例えば、次のコマンドは、US East (N. Virginia) で db.r5.large DB インスタンスクラスをサポートする Aurora PostgreSQL DB エンジンの DB エンジンのバージョンを一覧表示します。
Linux、macOS、Unix の場合:
aws rds describe-orderable-db-instance-options --engine aurora-postgresql --db-instance-class db.r5.large \ --query "OrderableDBInstanceOptions[].{EngineVersion:EngineVersion,SupportedEngineModes:SupportedEngineModes[0]}" \ --output table \ --region us-east-1
Windows の場合:
aws rds describe-orderable-db-instance-options --engine aurora-postgresql --db-instance-class db.r5.large ^ --query "OrderableDBInstanceOptions[].{EngineVersion:EngineVersion,SupportedEngineModes:SupportedEngineModes[0]}" ^ --output table ^ --region us-east-1
Aurora 用の DB インスタンスクラスのハードウェア仕様
以下の用語を使用して、DB インスタンスクラスのハードウェア仕様について説明します。
- vCPU
-
仮想中央演算装置 (CPU) の数。仮想 CPU は、DB インスタンスクラスの比較に使用できる容量の単位です。特定のプロセッサを購入またはリースして数か月から数年間使用する代わりに、時間単位で処理能力をレンタルすることができます。私たちの目標は、実際の基盤となるハードウェアの範囲内で、一貫して特定の容量の CPU 能力を使用できるようにすることです。
- ECU
-
Amazon EC2 インスタンスの整数処理能力の相対的測定基準。異なるインスタンスクラス間で開発者が間単に CPU 能力値を比較できるように、Amazon EC2 コンピュート単位が定義されています。特定のインスタンスに配分されている CPU 量は、これらの EC2 コンピュート単位で明示されます。現在のところ、1 つの ECU で、1.0 - 1.2 GHz 2007 Opteron または 2007 Xeon プロセッサと同等の CPU 能力が提供されます。
- メモリ (GiB)
-
DB インスタンスに割り当てられる RAM (ギガバイナリバイト単位)。通常、メモリと vCPU の比率は一定です。例として、db.r4 インスタンスクラスを使用します。このインスタンスクラスのメモリと vCPU の比率は db.r5 インスタンスクラスと同じですが、db.r5 インスタンスクラスのパフォーマンスは、ほとんどのユースケースで db.r4 インスタンスクラスより安定して優れています。
- 最大 EBS 帯域幅 (Mbps)
-
最大 EBS 帯域幅 (メガビット/秒)。8 で割ると、メガバイト/秒でのスループットが得られます。
注記
この図は、DB インスタンス内のローカルストレージの I/O 帯域幅を示しています。Aurora クラスターボリュームとの通信には適用されません。
- ネットワーク帯域幅
-
他の DB インスタンスクラスとの相対的なネットワーク速度。
Aurora 対応の Amazon RDS DB インスタンスクラスに関するハードウェアの詳細を以下の表に示します。
DB インスタンスクラスごとの Aurora DB エンジンサポートについては、「DB インスタンスクラスでサポートされている DB エンジン」を参照してください。
インスタンスクラス | vCPU | ECU | メモリ (GiB) | ローカルストレージの最大帯域幅 (Mbps) | ネットワークパフォーマンス (Gbps) |
---|---|---|---|---|---|
db.x2g – メモリ最適化インスタンスクラス | |||||
db.x2g.16xlarge | 64 | — | 1024 | 19,000 | 25 |
db.x2g.12xlarge | 48 | — | 768 | 14,250 | 20 |
db.x2g.8xlarge | 32 | — | 512 | 9,500 | 12 |
db.x2g.4xlarge | 16 | — | 256 | 4,750 | 最大 10 |
db.x2g.2xlarge | 8 | — | 128 | 最大 4,750 | 最大 10 |
db.x2g.xlarge | 4 | — | 64 | 最大 4,750 | 最大 10 |
db.x2g.large | 2 | — | 32 | 最大 4,750 | 最大 10 |
db.r6g – AWS Graviton2 プロセッサを搭載したメモリ最適化インスタンスクラス | |||||
db.r6g.16xlarge | 64 | — | 512 | 19,000 | 25 |
db.r6g.12xlarge | 48 | — | 384 | 13,500 | 20 |
db.r6g.8xlarge | 32 | — | 256 | 9,000 | 12 |
db.r6g.4xlarge | 16 | — | 128 | 4,750 | 最大 10 |
db.r6g.2xlarge | 8 | — | 64 | 最大 4,750 | 最大 10 |
db.r6g.xlarge | 4 | — | 32 | 最大 4,750 | 最大 10 |
db.r6g.large | 2 | — | 16 | 最大 4,750 | 最大 10 |
db.r6i – メモリ最適化インスタンスクラス | |||||
db.r6i.32xlarge | 128 | — | 1,024 | 40,000 | 50 |
db.r6i.24xlarge | 96 | — | 768 | 30,000 | 37.5 |
db.r6i.16xlarge | 64 | — | 512 | 20,000 | 25 |
db.r6i.12xlarge | 48 | — | 384 | 15,000 | 18.75 |
db.r6i.8xlarge | 32 | — | 256 | 10,000 | 12.5 |
db.r6i.4xlarge* | 16 | — | 128 | 最大10,000 | 最大 12.5 |
db.r6i.2xlarge* | 8 | — | 64 | 最大10,000 | 最大 12.5 |
db.r6i.xlarge* | 4 | — | 32 | 最大10,000 | 最大 12.5 |
db.r6i.large* | 2 | — | 16 | 最大10,000 | 最大 12.5 |
db.r5 – メモリ最適化インスタンスクラス | |||||
db.r5.24xlarge | 96 | 347 | 768 | 19,000 | 25 |
db.r5.16xlarge | 64 | 264 | 512 | 13,600 | 20 |
db.r5.12xlarge | 48 | 173 | 384 | 9,500 | 10 |
db.r5.8xlarge | 32 | 132 | 256 | 6,800 | 10 |
db.r5.4xlarge | 16 | 71 | 128 | 4,750 | 最大 10 |
db.r5.2xlarge | 8 | 38 | 64 | 最大 4,750 | 最大 10 |
db.r5.xlarge | 4 | 19 | 32 | 最大 4,750 | 最大 10 |
db.r5.large | 2 | 10 | 16 | 最大 4,750 | 最大 10 |
db.r4 – メモリ最適化インスタンスクラス | |||||
db.r4.16xlarge | 64 | 195 | 488 | 14,000 | 25 |
db.r4.8xlarge | 32 | 99 | 244 | 7,000 | 10 |
db.r4.4xlarge | 16 | 53 | 122 | 3,500 | 最大 10 |
db.r4.2xlarge | 8 | 27 | 61 | 1,700 | 最大 10 |
db.r4.xlarge | 4 | 13.5 | 30.5 | 850 | 最大 10 |
db.r4.large | 2 | 7 | 15.25 | 425 | 最大 10 |
db.r3 – メモリ最適化インスタンスクラス | |||||
db.r3.8xlarge | 32 | 104 | 244 | — | 10 |
db.r3.4xlarge | 16 | 52 | 122 | 2,000 | 高 |
db.r3.2xlarge | 8 | 26 | 61 | 1,000 | 高 |
db.r3.xlarge | 4 | 13 | 30.5 | 500 | 中 |
db.r3.large | 2 | 6.5 | 15.25 | — | 中 |
db.t4g – バーストパフォーマンスインスタンスクラス | |||||
db.t4g.large | 2 | — | 8 | 最大 2,780 | 最大 5 |
db.t4g.medium | 2 | — | 4 | 最大 2,085 | 最大 5 |
db.t3 – バーストパフォーマンスインスタンスクラス | |||||
db.t3.large | 2 | 可変 | 8 | 最大 2,048 | 最大 5 |
db.t3.medium | 2 | 可変 | 4 | 最大 1,536 | 最大 5 |
db.t3.small | 2 | 可変 | 2 | 最大 1,536 | 最大 5 |
db.t2 – バーストパフォーマンスインスタンスクラス | |||||
db.t2.medium | 2 | 可変 | 4 | — | 中 |
db.t2.small | 1 | 可変 | 2 | — | 低 |
** r3.8xlarge インスタンスには専用 EBS 帯域幅がないため、EBS 最適化は提供されません。これらのインスタンスでは、ネットワークトラフィックと Amazon EBS トラフィックは同じ 10 ギガビットネットワークインターフェイスで共有されます。