トレースファイルおよびダンプファイルの使用
このセクションでは、Microsoft SQL Server を実行する Amazon RDS DB インスタンスのトレースファイルとダンプファイルの操作について説明します。
トレース SQL クエリを生成する
declare @rc int declare @TraceID int declare @maxfilesize bigint set @maxfilesize = 5 exec @rc = sp_trace_create @TraceID output, 0, N'D:\rdsdbdata\log\rdstest', @maxfilesize, NULL
オープントレースを表示する
select * from ::fn_trace_getinfo(default)
トレースの内容を表示する
select * from ::fn_trace_gettable('D:\rdsdbdata\log\rdstest.trc', default)
トレースファイルおよびダンプファイルの保持期間を設定する
トレースファイルとダンプファイルが蓄積されて、ディスク領域を消費することがあります。デフォルトでは、Amazon RDS では、7 日を経過したトレースファイルとダンプファイルは消去されます。
現在のトレースファイルとダンプファイルの保持期間を表示するには、以下の例に示すように、rds_show_configuration
の手順を使用します。
exec rdsadmin..rds_show_configuration;
トレースファイルの保持期間を変更するには、rds_set_configuration
プロシージャを使用し、tracefile
retention
を分単位で設定します。以下の例では、トレースファイルの保持期間を 24 時間に設定しています。
exec rdsadmin..rds_set_configuration 'tracefile retention',
1440
;
ダンプファイルの保持期間を変更するには、rds_set_configuration
プロシージャを使用し、dumpfile
retention
を分単位で設定します。以下の例では、ダンプファイルの保持期間を 3 日に設定しています。
exec rdsadmin..rds_set_configuration 'dumpfile retention',
4320
;
セキュリティ上の理由から、SQL Server DB インスタンスの特定のトレースファイルまたはダンプファイルを削除することはできません。未使用のトレースファイルまたはダンプファイルをすべて削除するには、ファイルの保持期間を 0 に設定します。