ステップ 1: RDS DB インスタンスの作成
このステップでは Amazon RDS MySQL DB インスタンスを作成します。このインスタンスでは、ウェブアプリケーションによって使用されるデータが維持されます。
重要
この手順を開始するには、パブリックサブネットとプライベートサブネットを持つ VPC、および対応するセキュリティグループが必要です。これらがない場合は、「チュートリアル: Amazon RDS DB インスタンスで使用する Amazon VPC の作成」を参照してください。VPC をプライベートサブネットおよびパブリックサブネットで作成する、追加のサブネットの作成、 パブリックウェブサーバーの VPC セキュリティグループを作成する と プライベート Amazon RDS DB インスタンスの VPC セキュリティグループの作成 の各ステップを実行します。
MySQLDB インスタンスを起動するには
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AWS マネジメントコンソールにサインインし、Amazon RDS コンソール (https://console.aws.amazon.com/rds/) を開きます。
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AWS マネジメントコンソール の右上で、DB インスタンスを作成する AWS リージョンを選択します。この例では、米国西部 (オレゴン) リージョンを使用します。
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ナビゲーションペインで、[データベース] を選択します。
ナビゲーションペインが閉じられている場合は、左上隅のメニューアイコンを選択して開きます。
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[Create database (データベースの作成)] を選択して、[エンジンの選択] ページを開きます。
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以下に示すように、[Select engine] で [MySQL] を選択し、続いて [Next] を選択します。
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[Choose use case] ページで、[Dev/Test – MySQL]、[Next] の順に選択します。
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次に示す [Specify DB details] ページで、次の値を設定します。
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License model: デフォルト値を使用します。
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DB engine version: デフォルト値を使用します。
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DB インスタンスクラス:
db.t2.small
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マルチ AZ 配置:
No
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ストレージタイプ:
General Purpose (SSD)
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ストレージ割り当て:
20 GiB
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DB インスタンス識別子:
tutorial-db-instance
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マスターユーザー名:
tutorial_user
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Master password: パスワードを選択します。
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Confirm password: パスワードを再入力します。
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[Next] を選択し、[Configure advanced settings] ページに以下の値を設定します。
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[Virtual Private Cloud (VPC):] 「VPC をプライベートサブネットおよびパブリックサブネットで作成する」で作成された
tutorial-vpc
(vpc-拡張子
) のようなパブリックとプライベートの両方のサブネットがある既存の VPC を選択します。注記
VPC の各サブネットは異なるアベイラビリティーゾーンに存在している必要があります。
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[Subnet group] (サブネットグループ): 「DB サブネットグループを作成する」で作成する
tutorial-db-subnet-group
のような、VPC 用の DB サブネットグループ -
[パブリックアクセシビリティ]: [いいえ]
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[アベイラビリティーゾーン]: [指定なし]
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[VPC セキュリティグループ]: プライベートアクセス用に設定した既存の VPC セキュリティグループを選択します。これには、「 プライベート Amazon RDS DB インスタンスの VPC セキュリティグループの作成」で作成する
tutorial-db-securitygroup
などが該当します。他のセキュリティグループ (デフォルトのセキュリティグループなど) は、それぞれの対応する [X] を選択して削除します。
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データベース名:
sample
その他のオプションについては、デフォルト設定のままにしておきます。
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Amazon RDS MySQL DB インスタンスを作成するには、[Create database (データベースの作成)] を選択します。
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次のページで、[View DB instances details] を選択して RDS MySQL DB インスタンスを表示します。
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新しい DB インスタンスの [DB インスタンスのステータス ] が [利用可能] と表示されるまで待ちます。次に示す [Connect] セクションにスクロールします。
DB インスタンスのエンドポイントとポートを書きとめます。この情報を使用して、ウェブサーバーを RDS DB インスタンスに接続します。
RDS MySQL DB インスタンスができるだけ安全であるために、VPC の外部にあるソースが RDS MySQL DB インスタンスに接続できないことを確認します。