RDS for Oracle のパラメータ - Amazon Relational Database Service

RDS for Oracle のパラメータ

DB パラメータグループ

Amazon RDS では、DB パラメータグループを使用してパラメータを管理します。詳細については、「「パラメータグループを使用する」 」を参照してください。特定の Oracle Database エディションとバージョンでサポートされている初期化パラメータを表示するには、AWS CLI コマンド describe-engine-default-parameters を実行します。

例えば、Oracle Database 19c の Enterprise Edition でサポートされているパラメータを表示するには、次のコマンドを実行します。

aws rds describe-engine-default-parameters \ --db-parameter-group-family oracle-ee-19

Oracle データベースの初期化パラメータ

初期化パラメータに関するドキュメントについては、Oracle Database マニュアルの「初期化パラメータ」を参照してください。次の初期化パラメータには特別な考慮事項があります。

  • ARCHIVE_LAG_TARGET

    このパラメータは、指定した時間が経過すると、強制的に REDO ログを切り替えます。RDS for Oracle では、目標復旧時点 (RPO) が 5 分であるため、ARCHIVE_LAG_TARGET300 に設定されています。この目標を達成するために、RDS for Oracle では 5 分ごとにオンライン REDO ログを切り替えて Amazon S3 バケットに保存しています。ログの切り替えの頻度が原因で RDS for Oracle データベースのパフォーマンスに問題が生じた場合は、DB インスタンスとストレージを IOPS とスループットの高いものにスケールできます。また、RDS Custom for Oracle を使用する場合や Amazon EC2 に Oracle データベースをデプロイする場合は、ARCHIVE_LAG_TARGET 初期化パラメータの設定を調整できます。