PostgreSQL DB スナップショットエンジンのバージョンのアップグレード - Amazon Relational Database Service

PostgreSQL DB スナップショットエンジンのバージョンのアップグレード

Amazon RDS を使用すると、PostgreSQL DB インスタンスのストレージボリュームの DB スナップショットを作成できます。作成した DB スナップショットは Amazon RDS インスタンスが使用するエンジンバージョンに基づいています。DB インスタンスの DB エンジンバージョンをアップグレードするほかに、DB スナップショットのエンジンバージョンをアップグレードすることもできます。

新しいエンジンバージョンにアップグレードした DB スナップショットをリストアしたら、アップグレードに問題がないか必ずテストしてください。主なバージョンアップグレードの詳細は、Amazon RDS の PostgreSQL DB エンジンのアップグレード を参照してください。DB スナップショットをリストアする方法については DB インスタンスへの復元 をご覧ください。

暗号化されている場合またはされていない場合でも、マニュアル DB スナップショットをアップグレードすることができます。

DB スナップショットのアップグレードに有効なエンジンバージョンのリストについては、[Amazon RDS の PostgreSQL DB エンジンをアップグレードする] を参照してください。

注記

自動バックアップ処理中に作成された自動 DB スナップショットをアップグレードすることはできません。

DB スナップショットをアップグレードするには
  1. AWS Management Console にサインインし、Amazon RDS コンソール (https://console.aws.amazon.com/rds/) を開きます。

  2. ナビゲーションペインで、[Snapshots] を選択します。

  3. アップグレードしたいスナップショットを選択します。

  4. [アクション] は、[スナップショットのアップグレード] を選択します。[スナップショットのアップグレード] ページが表示されます。

  5. アップグレードする [新しいエンジンバージョン] を選択します。

  6. [変更を保存] を選択してスナップショットをアップグレードします。

    アップグレード中は、この DB スナップショットに関するスナップショット操作が、すべて無効になります。また、DB スナップショットのステータスは利用可能からアップグレード中に変わり、プロセスが完了すると有効になります。スナップショットの破損問題で DB スナップショットをアップグレードできない場合、ステータスは使用不可になります。この状態からスナップショットを復元することはできません。

    注記

    DB スナップショットアップグレードが失敗した場合、スナップショットは元の状態にロールバックします。

DB スナップショットを新しいバージョンのデータベースエンジンにアップグレードするには、AWS CLI の modify-db-snapshot コマンドを使用します。

パラメータ
  • --db-snapshot-identifier – アップグレードする DB スナップショットの識別子です。識別子は独自の Amazon リソースネーム (ARN) にしてください。詳細については、「Amazon RDS の Amazon リソースネーム (ARN) の使用」を参照してください。

  • --engine-version – DB スナップショットをこのエンジンバージョンにアップグレードする。

Linux、macOS、Unix の場合:

aws rds modify-db-snapshot \ --db-snapshot-identifier my_db_snapshot \ --engine-version new_version

Windows の場合:

aws rds modify-db-snapshot ^ --db-snapshot-identifier my_db_snapshot ^ --engine-version new_version

DB スナップショットを新しいバージョンのデータベースエンジンにアップグレードするには、Amazon RDS API の ModifyDBSnapshot オペレーションを呼び出します。

  • DBSnapshotIdentifier – アップグレードする DB スナップショットの識別子です。識別子は独自の Amazon リソースネーム (ARN) にしてください。詳細については、「Amazon RDS の Amazon リソースネーム (ARN) の使用」を参照してください。

  • EngineVersion – DB スナップショットをこのエンジンバージョンにアップグレードする。