Amazon S3 オブジェクトの概要 - Amazon Simple Storage Service

Amazon S3 オブジェクトの概要

Amazon S3 は、一意のキー値を使用して、必要な数のオブジェクトを保存できるオブジェクトストアです。これらのオブジェクトは 1 つ以上のバケットに保存し、各オブジェクトのサイズは最大 50 TB です。オブジェクトの構成エレメントを以下に示します。

キー

オブジェクトに割り当てる名前です。オブジェクトを取得するには、オブジェクトキーを使用します。詳細については、Working with Object Metadata を参照してください。

バージョン ID

バケット内ではキーとバージョン ID がオブジェクトを一意に識別します。バージョン ID は、バケットにオブジェクトを追加すると Amazon S3 によって生成される文字列です。詳細については、S3 バージョニングによる複数のバージョンのオブジェクトの保持 を参照してください。

保存するコンテンツです。

オブジェクトの値は任意のバイトシーケンスです。オブジェクトのサイズは、0 から 50 TB までの範囲です。詳細については、「オブジェクトのアップロード」を参照してください。

注記

Amazon S3 ドキュメントでは一般的に 50 TB のオブジェクトサイズ制限について言及していますが、実際の最大オブジェクトサイズは 53.7 TB (48.8 TiB) です。この制限は、マルチパートアップロードの制約によって決まります。最大 10,000 パート x パートあたり 5 GiB = 50,000 GiB (53.7 TB)

メタデータ

オブジェクトに関する情報を保存するために使用できる名前と値のペアのセットです。Amazon S3 内のオブジェクトには、ユーザー定義メタデータと呼ばれるメタデータを割り当てることができます。Amazon S3 では、オブジェクトの管理目的で使用されるシステムメタデータもオブジェクトに割り当てられます。詳細については、Working with Object Metadata を参照してください。

サブリソース

Amazon S3 では、オブジェクト固有の追加情報を保存するためにサブリソースメカニズムを使用します。サブリソースはオブジェクトの従属物なので、オブジェクトやバケットといった他のエンティティに常に関連付けられます。詳細については、オブジェクトのサブリソース を参照してください。

アクセスコントロールの情報

Amazon S3 に保存するオブジェクトへのアクセスを制御できます。Amazon S3 は、アクセスコントロールリスト (ACL) やバケットポリシーなどのリソースベースのアクセスコントロールと、ユーザーベースのアクセスコントロールをサポートしています。アクセスコントロールの詳細については、以下を参照してください。

Amazon S3 リソース (バケットやオブジェクトなど) はデフォルトでプライベートです。他のユーザーがそれらのリソースにアクセスできるようにするには、明示的にアクセス許可を与える必要があります。オブジェクトの共有の詳細については、署名付き URL を使用したオブジェクトの共有 を参照してください。

タグ

タグを使用して、保存されているオブジェクトを分類し、アクセスコントロールやコスト配分を行うことができます。詳細については、「タグを使用したオブジェクトの分類」を参照してください。

オブジェクトのサブリソース

Amazon S3 では、バケットとオブジェクトに関連付ける一連のサブリソースが定義されています。サブリソースはオブジェクトの下位に属します。つまり、サブリソースは単独では存在しません。常に、オブジェクトやバケットなどの他のエンティティに関連付けられています。

次の表は、Amazon S3 のオブジェクトに関連付けられるサブリソースをまとめたものです。

サブリソース 説明
acl アクセス許可の被付与者と付与されるアクセス許可を識別するリストが含まれます。オブジェクトを作成するとき、acl を使用することで、オブジェクト所有者がオブジェクトに対して完全なコントロールを持つことを指定します。オブジェクト ACL の取得や、更新されたアクセス許可のリストで置き換えることができます。ACL を更新するときは必ず既存の ACL を置き換える必要があります。ACL の詳細については、「アクセスコントロールリスト (ACL) の概要」を参照してください。