ベクトルの一覧表示

注記

Amazon S3 Vectors は Amazon Simple Storage Service のプレビューリリースであり、変更される可能性があります。

ListVectors API オペレーションを使用して、ベクトルインデックス内のベクトルを一覧表示できます。ページごとに返すことができるベクトルの最大数の詳細については、「制限と制約」を参照してください。結果が切り捨てられると、レスポンスにはページ分割トークンが含まれます。ListVectors のレスポンス要素の詳細については、「Amazon S3 API リファレンス」の「ListVectors」を参照してください。ListVectors を使用して、指定されたベクトルインデックスからベクトルデータをエクスポートすることもできます。ListVectors は強力な整合性を備えています。WRITE オペレーションの後、すべての変更が反映されたベクトルをすぐに一覧表示できます。

AWS CLI を使用する場合

ベクトルを一覧表示するには、次のコマンド例を使用します。ユーザー入力プレースホルダーを独自の情報に置き換えます。

segment-count および segment-index パラメータを使用すると、複数の並列リクエストにリストオペレーションを分割できます。segment-count 値 (例：2) を指定すると、インデックスをその数のセグメントに分割します。segment-index パラメータ (0 から始まる) は、一覧表示するセグメントを決定します。このアプローチは、並列処理を有効にすることで、大きなベクトルインデックスを一覧表示する際のパフォーマンスを向上させるのに役立ちます。segment-count および segment-index の詳細については、「Amazon S3 API リファレンス」の「ListVectors」を参照してください。

インデックス内のすべてのベクトルを一覧表示するには

リクエストの例:

aws s3vectors list-vectors \
  --vector-bucket-name "amzn-s3-demo-vector-bucket" \
  --index-name "idx" \
  --segment-count 2 \
  --segment-index 0 \
  --return-data \
  --return-metadata

レスポンスの例:

{
    "vectors": [
        {
            "key": "vec3",
            "data": {
                "float32": [0.4000000059604645]
            },
            "metadata": {
                "nonFilterableKey": "val4",
                "filterableKey": "val2"
            }
        }
    ]
}

ページ分割されたベクトルを一覧表示するには

リクエストの例:

aws s3vectors list-vectors \
  --vector-bucket-name "amzn-s3-demo-vector-bucket" \
  --index-name "idx" \
  --segment-count 2 \
  --segment-index 0 \
  --return-data \
  --return-metadata \
  --next-token "zWfh7e57H2jBfBtRRmC7OfMwl209G9dg3j2qM6kM4t0rps6ClYzJykgMOil9eGqU5nhf_gTq53IfoUdTnsg"

レスポンスの例:

{
    "vectors": [
        {
            "key": "vec1",
            "data": {
                "float32": [0.5]
            },
            "metadata": {
                "nonFilterableKey": "val2",
                "filterableKey": "val1"
            }
        }
    ]
}