リソースベースのポリシーに関するベストプラクティス - Amazon DynamoDB

リソースベースのポリシーに関するベストプラクティス

このトピックでは、DynamoDB リソースに対するアクセス許可と、それらのリソースに対して実行できるアクションを定義する際のベストプラクティスについて説明します。

DynamoDB リソースへのアクセス制御を簡素化する

DynamoDB リソースにアクセスする必要がある AWS Identity and Access Management プリンシパルがリソース所有者と同じ AWS アカウント に属している場合、プリンシパルごとに IAM アイデンティティベースポリシーを用意する必要はありません。該当するリソースにリソースベースのポリシーをアタッチすれば十分です。このように構成すれば、アクセス制御が簡単になります。

リソースベースのポリシーで DynamoDB リソースを保護する

DynamoDB のすべてのテーブルとストリームに対してリソースベースのポリシーを作成し、これらのリソースへのアクセスを制御します。リソースベースのポリシーのおかげで、アクセス許可をリソース単位で一元管理し、DynamoDB のテーブル、インデックス、ストリームへのアクセス制御を簡素化し、管理オーバーヘッドを削減できます。リソースベースのポリシーがテーブルまたはストリームに対して指定されていない場合、そのテーブルやストリームへのアクセスは、IAM プリンシパルに関連付けられたアイデンティティベースのポリシーでアクセスが許可されていない限り、暗黙的に拒否されます。

最小特権アクセス許可を適用する

DynamoDB リソースに対するリソースベースのポリシーでアクセス許可を設定するときは、アクションの実行に必要なアクセス許可のみを付与します。これを行うには、特定の条件下で特定のリソースに対して実行できるアクションを定義します。これは、最小特権アクセス許可とも呼ばれています。その際、ワークロードやユースケースに必要なアクセス許可を検討しながら、大まかなアクセス許可から始めるとよいでしょう。ユースケースが成熟してきたら、最小特権になるように付与する権限を減らしていくことができます。

最小特権ポリシーの生成のためにクロスアカウントアクセスアクティビティを分析する

IAM Access Analyzer は、リソースベースのポリシーで指定された外部エンティティへのクロスアカウントアクセスを報告します。また、情報が可視化されるため、アクセス許可を調整し、最小特権の原則を守るうえでも役立ちます。ポリシー生成の詳細については、「IAM Access Analyzer ポリシーの生成」を参照してください。

IAM Access Analyzer を使用して最小特権ポリシーを生成する

タスクの実行に必要なアクセス許可のみを付与するには、AWS CloudTrail にログインしているアクセスアクティビティに基づいてポリシーを生成することができます。IAM Access Analyzer は、ポリシーで使用されるサービスとアクションを分析します。