DROP DATABASE
指定したデータベースをカタログから削除します。データベースにテーブルが含まれている場合は、DROP DATABASE
を実行する前にそれらのテーブルを削除するか、CASCADE
句を使用する必要があります。DATABASE
と SCHEMA
はどちらでも使用できます。どちらも同じ意味です。
概要
DROP {DATABASE | SCHEMA} [IF EXISTS] database_name [RESTRICT | CASCADE]
パラメータ
- [IF EXISTS]
-
database_name
が存在しない場合に、エラーを抑制します。 - [RESTRICT|CASCADE]
-
database_name
内のテーブルをDROP
オペレーションで処理する方法を決定します。RESTRICT
を指定すると、テーブルが含まれているデータベースは削除されません。これがデフォルトの動作です。CASCADE
を指定すると、データベースとそのすべてのテーブルが削除されます。
例
DROP DATABASE clickstreams;
DROP SCHEMA IF EXISTS clickstreams CASCADE;
注記
名前に特殊文字 (例: my-database
) を含むデータベースを削除しようとすると、エラーメッセージが表示されることがあります。この問題を解決するには、データベース名をバッククォート文字 (`) で囲んでみてください。Athena でのデータベースの名前の付け方については、「データベース、テーブル、列に名前を付ける」を参照してください。