Cost Explorer を有効にする - AWS コスト管理

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Cost Explorer を有効にする

AWS コスト管理コンソールで初めて Cost Explorer を開くと、そのアカウントのために Cost Explorer が有効化されます。Cost Explorer は、API を使用して有効にできません。Cost Explorer を有効にすると、 は当月および過去 13 か月間のコストに関するデータをAWS準備し、次の 12 か月の予測を計算します。当月のデータは約 24 時間後に表示可能になります。残りのデータはさらに数日かかります。Cost Explorer は、24 時間ごとに少なくとも一度コストデータを更新します。

Cost Explorer を有効にするプロセスの中で、アカウントのコスト異常検出が、AWS により自動的に設定されます。コスト異常検出は、AWS コスト管理の一機能です。この機能では、機械学習モデルを使用して、デプロイされている AWS のサービス 内の異常な支出パターンを検出および警告します。コスト異常検出の使用開始時、AWS のサービス モニターと日次サマリーアラートのサブスクリプションが AWS により設定されます。アカウント内の AWS のサービス の大部分で、100 USD を上回り予想支出額の 40% を超える異常な支出があると、アラートが送信されます。詳細については、「制限事項」と「AWS 異常検出で異常な使用料を検出する」を参照してください。

注記

コスト異常検出はいつでもオプトアウトできます。詳細については、「コスト異常検出のオプトアウト」を参照してください。

自分のアカウントが、管理アカウントにより Cost Explorer が有効化されている組織のメンバーアカウントである場合は、Cost Explorer を起動できます。自分のアカウントのアクセス権が、組織の管理アカウントにより拒否される場合もあることに注意してください。詳細については、「AWS Organizations の一括請求」を参照してください。

注記

アカウントの組織内での状況により、以下のように表示が可能なコストと使用状況のデータが決定します。

  • スタンドアロンアカウントが組織に加わります。これ以降、そのアカウントは、スタンドアロンであった期間のコストと使用状況データにアクセスできなくなります。

  • メンバーアカウントは、この組織からスタンドアロンアカウントに移行されます。以降、そのアカウントは、組織のメンバーであった期間のコストと使用状況のデータにアクセスできなくなります。アカウントからアクセス可能なのは、スタンドアロンアカウントとして生成したデータのみです。

  • メンバーアカウントは、組織 A から B に移行します。これ以降、このアカウントでは、組織 A のメンバーであった期間のコストと使用状況のデータにアクセスできなくなります。このアカウントでアクセスできるのは、組織 B のメンバーとして生成したデータのみです。

  • アカウントが以前所属していた組織に再び加わります。その後、このアカウントでは、過去のコストと使用状況データに再びアクセスできるようになります。

AWS のコストと使用状況レポートまたは請求明細レポートの受信にサインアップしても、自動的に Cost Explorer は有効になりません。これを行うには、以下の手順に従います。

Cost Explorer にサインアップするには
  1. AWS Management Console にサインインして AWS コスト管理コンソール (https://console.aws.amazon.com/cost-management/home) を開きます。

  2. ナビゲーションペインで、[Cost Explorer] を選択します。

  3. Cost Explorer へようこそページで「Cost Explorer の起動」を選択します。

Cost Explorer へのアクセスの制御方法については、「Cost Explorer へのアクセスの管理」を参照してください。