AWS Batch
ユーザーガイド

コンピューティングリソースの AMI

デフォルトでは、AWS Batch のマネージド型のコンピューティング環境では、承認されたバージョンの Amazon ECS に最適化された最新の AMI をコンピューティングリソースに使用します。ただし、以下の理由により、マネージド型およびアンマネージド型のコンピューティング環境で使用する AMI を独自に作成する場合があります。

  • AMI のルートまたはデータボリュームのストレージサイズを増やす

  • サポートされている Amazon EC2 インスタンスタイプのインスタンスストレージボリュームを追加する

  • カスタムオプションを使用して Amazon ECS コンテナエージェントを設定する

  • カスタムオプションを使用するように Docker を設定する

  • サポートされている Amazon EC2 インスタンスタイプで、コンテナから GPU ハードウェアにアクセスするための GPU ワークロードの AMI を設定する

コンピューティングリソースの AMI 仕様

基本的な AWS Batch コンピューティングリソースの AMI 仕様は、以下で構成されます。

必須

  • HVM 仮想化タイプの AMI で、バージョン 3.10 以上の Linux カーネルを実行している最新の Linux ディストリビューション。

    重要

    マルチノードの並列ジョブは、ecs-init パッケージがインストールされた Amazon Linux インスタンスで起動されたコンピューティングリソースでのみ実行できます。コンピューティング環境を作成するときに (カスタム AMI を指定せずに)、デフォルトの Amazon ECS 最適化 AMI を使用することが推奨されます。詳細については、「マルチノードの並列ジョブ」を参照してください。

  • Amazon ECS コンテナエージェント (最新バージョンを推奨)。詳細については、「Amazon ECS コンテナエージェントのインストール」 (Amazon Elastic Container Service Developer Guide) を参照してください。

  • awslogs ログドライバは、Amazon ECS コンテナエージェントが開始するときの ECS_AVAILABLE_LOGGING_DRIVERS 環境変数として利用可能なログドライバとして指定する必要があります。詳細については、Amazon Elastic Container Service Developer Guideの「Amazon ECS コンテナエージェントの設定」を参照してください。

  • バージョン 1.9 以上を実行する Docker デーモン、および Docker 実行時の依存関係。詳細については、Docker ドキュメントの「実行時の依存関係を確認する」を参照してください。

    注記

    最大限のエクスペリエンスを得るには、対応する Amazon ECS エージェントバージョンに同梱されており、そのバージョンでテストされた Docker バージョンをお勧めします。詳細については、Amazon Elastic Container Service Developer Guideの「Amazon ECS コンテナエージェントのバージョン」を参照してください。

推奨

  • Amazon ECS エージェントを実行およびモニタリングするための初期化および nanny プロセス。Amazon ECS に最適化した AMI は ecs-init 起動プロセスを使用し、その他のオペレーティングシステムは systemd を使用する場合があります。Amazon ECS コンテナエージェントを起動してモニターするために systemd を使用するユーザーデータ設定スクリプトの例をいくつか表示するには、「コンテナインスタンスのユーザーデータ設定スクリプトの例」を Amazon Elastic Container Service Developer Guideで参照してください。ecs-init についての詳細は、GitHub の「ecs-init プロジェクト」を参照してください。少なくとも、マネージド型のコンピューティング環境ではブート時に Amazon ECS エージェントを開始する必要があります。コンピューティングリソースで実行されていない Amazon ECS エージェントでは、AWS Batch からジョブを受け入れることはできません。

Amazon ECS に最適化された AMI は、これらの要件および推奨事項に従って事前設定されています。コンピューティングリソースには、Amazon ECS に最適化された AMI または ecs-init パッケージがインストールされた Amazon Linux AMI を使用することをお勧めします。アプリケーションに特定のオペレーティングシステムや、その AMI; でまだ使用できない Docker バージョンが必要な場合は、別の AMI を選択します。詳細については、Amazon Elastic Container Service Developer Guideの「Amazon ECS に最適化された AMI」を参照してください。