AWS CLI バージョン 2 のアンインストール
このトピックでは、AWS Command Line Interface バージョン 2 (AWS CLI バージョン 2)をアンインストールする方法について説明します。
AWS CLI バージョン 2 のアンインストール手順:
アンインストールするには、AWS CLI のインストールに使用したものと同じ方法に従います。
AWS CLI バージョン 2 をアンインストールするには、次のコマンドのパスをインストールに使用したパスに置き換えてから実行します。このコマンド例では、デフォルトのインストールパスを使用しています。
-
メインプログラムとコンプリータへのシンボリックリンクを含むフォルダを見つけます。
$
which aws
/usr/local/bin
/aws -
この情報を使用して次のコマンドを実行し、シンボリックリンクが指すインストールフォルダを見つけます。
$
ls -l /usr/local/bin/aws
lrwxrwxrwx 1 ec2-user ec2-user 49 Oct 22 09:49 /usr/local/bin/aws ->
/usr/local/aws-cli
/aws -
最初のフォルダの 2 つのシンボリックリンクを削除します。ユーザーにこれらのフォルダに対する書き込みアクセス許可が既にある場合は、
sudo
を使用する必要はありません。$
sudo rm
/usr/local/bin
/aws$
sudo rm
/usr/local/bin
/aws_completer -
メインインストールフォルダを削除します。
sudo
を使用して、/usr/local
フォルダに対する書き込みアクセス許可を取得します。$
sudo rm -rf
/usr/local/aws-cli
-
(オプション)
.aws
フォルダ内の共有 AWS SDK と AWS CLI 設定情報を削除します。警告
これらの設定と認証情報の設定は、すべての AWS SDK と AWS CLI で共有されます。このフォルダを削除すると、システムに残っている AWS SDK からはアクセスできなくなります。
.aws
フォルダのデフォルトの場所はプラットフォームによって異なります。デフォルトでは、フォルダは~/.aws/
にあります。このディレクトリへの書き込みアクセス許可がユーザーにある場合は、sudo
を使用する必要はありません。$
sudo rm -rf
~/.aws/
-
次のいずれかを実行して、[プログラムと機能] を開きます。
-
[コントロールパネル] を開き、[プログラムと機能] を選択します。
-
コマンドプロンプトを開き、次のコマンドを入力します。
C:\>
appwiz.cpl
-
-
[AWS Command Line Interface] という名前のエントリを選択後、[アンインストール] を選択してアンインストーラを起動します。
-
AWS CLI をアンインストールすることを確認します。
-
(オプション)
.aws
フォルダ内の共有 AWS SDK と AWS CLI 設定情報を削除します。警告
これらの設定と認証情報の設定は、すべての AWS SDK と AWS CLI で共有されます。このフォルダを削除すると、システムに残っている AWS SDK からはアクセスできなくなります。
.aws
フォルダのデフォルトの場所はプラットフォームによって異なります。デフォルトでは、フォルダは%UserProfile%\.aws
にあります。$
rmdir
%UserProfile%\.aws
AWS CLI のインストールエラーとアンインストールエラーのトラブルシューティング
AWS CLI をインストールまたはアンインストールした後に問題が発生した場合のトラブルシューティングステップについては、「AWS CLI のエラーのトラブルシューティング」を参照してください。最も関連性の高いトラブルシューティングステップについては、「コマンドが見つからないエラー」、「「aws --version」コマンドが、インストールしたのとは異なるバージョンを返す」、および「AWS CLI のアンインストール後に、「aws --version」コマンドがバージョンを返す」を参照してください。