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Cost Explorer で予測する
レポートの将来の時間範囲を選択して予測を作成します。詳細については、「表示するデータの時間範囲の選択」を参照してください。以下のセクションでは、Cost Explorer によって作成される予測の精度とその読み方について説明します。
予測とは、選択した予測期間に AWS のサービスをどれだけ使用するかを推定することです。この予測は、過去の使用状況に基づいています。予測を使用して、AWS 請求を推定し、予測に基づいてアラームと予算を設定します。予測とは推測であることより、予測された請求額は見積もりとなり、各ご利用期間の実際の請求額とは異なる場合もあります。
天気予測のように、請求予測には精度に差が生じる場合があります。精度は、予測間隔によって異なります。予測間隔が広いほど、予測の範囲は広くなります。たとえば、特定の月の予算が 100 USD に設定されているとします。80% の予測間隔では、90 から 100 の間で平均 95 の支出が予測される可能性があります。予測帯域の範囲は、過去の支出のボラティリティ (変動) によって異なります。過去の支出の一貫性と予測可能性が高いほど、予測支出の予測範囲は狭くなります。
Cost Explorer の予測では、80% の予測間隔になります。AWS に 80% の予測間隔で予測するための十分なデータがない場合、Cost Explorer は予測を提供しません。この状況は、請求サイクルが 1 回未満のアカウントによく見られます。
予測の読み方
Cost Explorer の予測の読み方は、使用するグラフのタイプによって異なります。予測は、折れ線グラフと棒グラフの両方で利用できます。
80% の予測間隔の表示は、グラフのタイプごとに異なります。
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折れ線グラフでは、予測間隔はコスト線の両側にある一連の線として表示されます。
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棒グラフでは、予測間隔が棒の上部の両側にある 2 本の線で示されます。
コストを予測する際は、デフォルトで割引が含まれます。
注記
返金などの臨時割引を予測に含める場合は、[純非ブレンドコストを表示] を使用することをおすすめします。さまざまなコストの詳細については、「Cost Explorer の詳細オプション」を参照してください。
一括請求 (コンソリデーティッドビリング) での予測の利用
AWS Organizations で一括請求機能を使用すると、予測はすべてのアカウントのデータで計算されます。組織に新しいメンバーアカウントを追加すると、組織の新しい利用パターンが分析されるまで、予測には新しいメンバーアカウントは含まれません。一括請求 (コンソリデーティッドビリング)の詳細については、「AWS Organizations の一括請求 (コンソリデーティッドビリング)」を参照してください。