Task Runnerの設定オプション - AWS Data Pipeline

Task Runnerの設定オプション

Task Runnerの起動時にコマンドラインから使用できる設定オプションを以下に示します。

コマンドラインパラメータ 説明

--help

コマンドラインのヘルプ。例:Java -jar TaskRunner-1.0.jar --help

--config

credentials.jsonファイルのパスとファイル名。

--accessId

リクエストを行うときに使用するTask Runner用のAWSアクセスキーID。

--accessIDオプションと--secretKeyオプションを使用すると、credentials.jsonファイルを使用する代わりになります。credentials.jsonファイルも指定した場合は、--accessIDオプションと--secretKeyオプションが優先されます。

--secretKey

リクエストを行うときに使用するTask Runner用のAWSシークレットキー。詳細については、「--accessID」を参照してください。

--endpoint

エンドポイントは、ウェブサービスのエントリポイントとなるURLです。リクエストを行うリージョン内のAWS Data Pipelineサービスエンドポイント。オプション。一般的にはリージョンの指定で充分であり、エンドポイントを設定する必要はありません。AWS Data Pipelineのリージョンとエンドポイントの一覧については、https://docs.aws.amazon.com/general/latest/gr/rande.html#datapipeline_regionでAWS 全般のリファレンスAWS Data Pipelineのリージョンとエンドポイントを参照してください。

--workerGroup

Task Runnerが作業を取得する対象のワーカーグループの名前。必須。

Task Runnerは、ウェブサービスに対するポーリングを行う場合、お客様によって指定された認証情報とのworkerGroup値を使用して、取得するタスク(あれば)を選択します。この値には、わかりやすい任意の名前を使用できます。唯一の要件は、Task Runnerと、対応するパイプラインアクティビティで、この文字列が一致することです。ワーカーグループ名はリージョンにバインドされます。同一のワーカーグループ名が他のリージョン内に存在しても、Task Runnerは常に--regionで指定されたリージョンからタスクを取得します。

--taskrunnerId

進捗状況をレポートするときに使用するTask RunnerのID。オプション。

--output

ログ出力ファイルのTask Runnerディレクトリ。オプション。ログファイルは、Amazon S3にプッシュされるまでローカルディレクトリに保管されます。このオプションは、デフォルトディレクトリを上書きします。

--region

使用するリージョン。オプションですが、常にリージョンを設定することをお勧めします。リージョンを指定しなかった場合、Task Runnerでは、デフォルトのサービスリージョンus-east-1からタスクが取得されます。

その他のサポートされているリージョンとして、eu-west-1ap-northeast-1ap-southeast-2us-west-2があります。

--logUri

Task Runnerが1時間おきにログファイルをバックアップする先のAmazon S3の場所へのパス。Task Runnerが終了すると、ローカルディレクトリ内のアクティブなログがAmazon S3にあるバックアップ先フォルダにプッシュされます。

--proxyHost Task RunnerクライアントがAWSのサービスに接続するために使用するプロキシのホスト。
--proxyPort Task RunnerクライアントがAWSのサービスに接続するために使用するプロキシホストのポート。
--proxyUsername プロキシ用のユーザー名。
--proxyPassword プロキシ用のパスワード。
--proxyDomain NTLMプロキシ用のWindowsドメイン名。
--proxyWorkstation NTLMプロキシ用のWindowsワークステーション名。