AWS Elastic Beanstalk
開発者ガイド

AWS Elastic Beanstalk の概念

AWS Elastic Beanstalk では、アプリケーション環境として実行するリソースをすべて管理できます。Elastic Beanstalk の主要な概念を以下に示します。

アプリケーション

Elastic Beanstalk アプリケーションは、Elastic Beanstalk コンポーネントの論理コレクションであり、環境バージョン環境設定などを含みます。Elastic Beanstalk では、アプリケーションは概念的にはフォルダと似ています。

アプリケーションバージョン

Elastic Beanstalk では、アプリケーションバージョンとは、ウェブアプリケーションのデプロイ可能コードの特定のラベル付きイテレーションのことです。アプリケーションバージョンは、Java の WAR ファイルなどのデプロイ可能コードが含まれている Amazon Simple Storage Service(Amazon S3)オブジェクトを指します。アプリケーションバージョンはアプリケーションの一部です。アプリケーションは多数のバージョンを持つことができ、各アプリケーションバージョンは一意です。実行中の環境では、アプリケーションに既にアップロードしてあるアプリケーションバージョンをデプロイしたり、新しいアプリケーションバージョンをアップロードしてすぐにデプロイしたりできます。複数のアプリケーションバージョンをアップロードして、ウェブアプリケーションのバージョン間の違いをテストすることもできます。

環境

環境は、アプリケーションバージョンを実行する AWS リソースのコレクションです。各環境が実行するのは一度に 1 つのアプリケーションバージョンだけですが、同じアプリケーションバージョンや複数の異なるアプリケーションバージョンを多数の環境で同時に実行できます。環境を作成するときは、指定したアプリケーションバージョンを実行するために必要なリソースを Elastic Beanstalk がプロビジョニングします。

環境枠

Elastic Beanstalk 環境を起動したら、まず環境枠を選択します。環境枠は環境で実行するアプリケーションのタイプを指定し、それをサポートするために Elastic Beanstalk でプロビジョニングするリソースを決定します。HTTP リクエストを処理するアプリケーションは、ウェブサーバー環境枠で実行されます。Amazon Simple Queue Service (Amazon SQS) キューからタスクを引き出す環境は、ワーカー環境枠で実行されます。

環境設定

環境設定は、環境とその環境に関連付けられているリソースの動作を定義するパラメータと設定のコレクションを識別します。環境の設定を更新すると、変更の種類に応じて、Elastic Beanstalk は自動的に既存のリソースに変更を適用するか、既存のリソースを削除して新しいリソースをデプロイします。

保存された設定

保存された設定 は、一意の環境設定を作成するための開始点として使用できるテンプレートです。設定を作成するか、保存された設定を変更し、Elastic Beanstalk コンソール、EB CLI、AWS CLI、または API を使用して環境に適用できます。API および AWS CLIは、保存された設定を 設定テンプレートとして参照します。

プラットフォーム

プラットフォームは、オペレーティングシステム、プログラミング言語ランタイム、ウェブサーバー、アプリケーションサーバー、および Elastic Beanstalk コンポーネントの組み合わせです。ウェブアプリケーションはプラットフォームを対象にして設計します。Elastic Beanstalk には、アプリケーションを構築できるさまざまなプラットフォームが用意されています。

詳細については、「AWS Elastic Beanstalk プラットフォーム」を参照してください。