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プラットフォームの廃止に関するよくある質問
注記
2022 年 7 月 18 日に、Elastic Beanstalk では Amazon Linux AMI (AL1) に基づくプラットフォームブランチがすべて廃止されました。
この FAQ の回答は、次のトピックを参照しています。
1. プラットフォームブランチのリタイアとはどういう意味ですか。
発表されたプラットフォームブランチのリタイア日が過ぎると、そのプラットフォームブランチに基づくアクティブな環境が既にある場合を除き、リタイアしたプラットフォームブランチに基づいて新しい環境を作成できなくなります。詳細については、FAQ #11 を参照してください。Elastic Beanstalk では、これらのプラットフォームブランチに対する新しいメンテナンス更新プログラムの提供が停止されます。リタイアしたプラットフォームブランチは、本番環境での使用にはお勧めしません。詳細については、FAQ #5 を参照してください。
2. AWS が AL1 ベースのプラットフォームブランチを廃止したのはなぜですか。
Elastic Beanstalk では、ベンダーがプラットフォームコンポーネントを非推奨またはリタイアにしたときに、プラットフォームブランチがリタイアになります。この場合に該当して、2020 年 12 月 31 日
3. リタイアしたプラットフォームブランチはどれですか。
廃止されたプラットフォームコンポーネントとプラットフォームブランチのリストについては、リタイアしたプラットフォームブランチの履歴 を参照してください。
4. 現在サポートされているプラットフォームはどれですか。
「AWS Elastic Beanstalk プラットフォーム」の「Elastic Beanstalk でサポートされているプラットフォーム」を参照してください。
5. Elastic Beanstalk では、リタイア後に環境のコンポーネントは削除または終了されますか。
環境のリソースにアクセスできなくしたり、これらを削除したりすることはありません。ただし、リタイアしたプラットフォームブランチに基づく環境は、予測不能な状況になることがあります。サプライヤーがコンポーネントを End of Life (EOL) とマークしているので、リタイアしたプラットフォームブランチに対して Elastic Beanstalk でセキュリティ更新プログラム、テクニカルサポート、修正プログラムを提供できないためです。例えば、リタイアしたプラットフォームブランチで実行されている環境に、有害で重大なセキュリティ脆弱性が現れる可能性があります。または、時間の経過とともに Elastic Beanstalk サービスとの互換性がなくなると、環境での EB API アクションの動作が停止することがあります。このようなリスクの可能性は、リタイアしたプラットフォームブランチに基づく環境が長くアクティブなままであるほど、増加します。
アプリケーションを実行し続ける必要があり、サポートされている Elastic Beanstalk プラットフォームに更新できないために、このような状況が発生してしまう場合は、他の代替案を検討し、使用する必要があります。回避策として、アプリケーションを Docker イメージにカプセル化して Docker コンテナとして実行する方法があります。これにより、お客様は、Elastic Beanstalk AL2023/AL2 Docker プラットフォームなどの当社の Docker ソリューションや、Amazon ECS、Amazon EKS、AWS App Runner などのその他の Docker ベースのサービスを使用できるようになります。Docker 以外の代替案には、AWS CodeDeploy サービスなどがあります。これにより、必要なランタイムを完全にカスタマイズできます。
6. リタイア日の延期を申請できますか。
いいえ。リタイア日以降、既存の環境は機能し続けます。ただし、Elastic Beanstalk ではプラットフォームのメンテナンスとセキュリティアップデートが提供されなくなります。そのため、AL1 ベースのプラットフォームでまだアプリケーションを実行している場合は、AL2 または AL2023 に移行することが重要です。リスクと回避策の詳細については、FAQ #5 を参照してください。
7. AL2 または AL2023 への移行を期間内に完了できない場合の回避策を教えてください。
お客様は引き続き環境を実行することもできますが、すべての Elastic Beanstalk 環境を、サポートされているプラットフォームバージョンに移行するように計画することを強くお勧めします。移行することにより、リスクが最小限に抑えられ、最近のリリースで提供される重要なセキュリティ、パフォーマンス、および機能拡張のメリットを継続的に利用できるようになります。リスクと回避策の詳細については、FAQ #5 を参照してください。
8. AL2 または AL2023 プラットフォームへの移行に推奨されるプロセスは何ですか。
AL1 から AL2023/AL2 への包括的な移行手順については、「Elastic Beanstalk Linux アプリケーションを Amazon Linux 2023 または Amazon Linux 2 に移行する」を参照してください。このトピックでは、Elastic Beanstalk でアップグレードを実行するためにブルー/グリーンデプロイが必要であることを説明します。
9. リタイアしたプラットフォームで環境を実行している場合、どのような影響がありますか。
リタイアしたプラットフォームブランチに基づく環境は、予測不能な状況になることがあります。サプライヤーがコンポーネントを End of Life (EOL) とマークしているので、リタイアしたプラットフォームブランチに対して Elastic Beanstalk でセキュリティ更新プログラム、テクニカルサポート、修正プログラムを提供できないためです。例えば、リタイアしたプラットフォームブランチで実行されている環境に、有害で重大なセキュリティ脆弱性が現れる可能性があります。または、時間の経過とともに Elastic Beanstalk サービスとの互換性がなくなると、環境での EB API アクションの動作が停止することがあります。このようなリスクの可能性は、リタイアしたプラットフォームブランチ上の環境が長くアクティブなままであるほど、増加します。詳細については、FAQ #5 を参照してください。
10. リタイア日の 90 日後にどうなりますか。
リタイアしたプラットフォームで実行されているアクティブな環境は、90 日間の猶予期間後もアクティブなままであることがあります。ただし、リタイアしたプラットフォームブランチに基づく環境は、予測不能な状況になることに注意してください。サプライヤーがコンポーネントを End of Life (EOL) とマークしているので、リタイアしたプラットフォームブランチに対して Elastic Beanstalk でセキュリティ更新プログラム、テクニカルサポート、修正プログラムを提供できないためです。例えば、リタイアしたプラットフォームブランチで実行されている環境に、有害で重大なセキュリティ脆弱性が現れる可能性があります。または、時間の経過とともに Elastic Beanstalk サービスとの互換性がなくなると、環境での EB API アクションの動作が停止することがあります。このようなリスクの可能性は、リタイアしたプラットフォームブランチ上の環境が長くアクティブなままであるほど、増加します。詳細については、FAQ #5 を参照してください。
11. リタイアしたプラットフォームに基づいて、新しい環境を作成できますか。
既にそのプラットフォームブランチを使用して、同じアカウントで同じリージョンに既存の環境を作成している場合は、リタイアしたプラットフォームブランチに基づいて新しい環境を作成できます。リタイアしたプラットフォームブランチは、[Create environment] (環境を作成する) ウィザードで使用できなくなります。ただし、リタイアしたプラットフォームブランチに基づく既存の環境があるお客様は、EB CLI、EB API、および AWS CLI を通じて使用できます。また、既存のお客様は [Clone environment] (環境のクローン作成) コンソールと [Rebuild environment] (環境の再構築) コンソールを使用できます。ただし、リタイアしたプラットフォームブランチに基づく環境は、予期しない状況に陥る可能性があることに注意してください。詳細については、FAQ #5 を参照してください。
12. 既存の顧客の場合、いつまでリタイアしたプラットフォームブランチに基づいて新しい環境を作成できますか。コンソール、CLI、または API を使用して作成できますか。
90 日間の猶予期間を過ぎても環境を作成できます。ただし、リタイアしたプラットフォームブランチは、予測不可能な状況に陥る可能性があることに注意してください。このような環境が作成されたりアクティブになったりする時期が遅くなるほど、環境に予期せぬ問題が発生するリスクが高くなります。新しい環境の作成についての詳細は、FAQ #11 を参照してください。
13. リタイアしたプラットフォームに基づく環境のクローン作成または再構築はできますか。
はい。これを行うには、[Clone environment] (環境のクローン作成) コンソールと [Rebuild environment] (環境の再構築) コンソールを使用します。また、EB CLI、EB API、および AWS CLI も使用できます。新しい環境の作成についての詳細は、FAQ #11 を参照してください。
すべての Elastic Beanstalk 環境を、サポートされているプラットフォームバージョンに移行するように計画することを強くお勧めします。移行することにより、リスクが最小限に抑えられ、最近のリリースで提供される重要なセキュリティ、パフォーマンス、および機能拡張のメリットを継続的に利用できるようになります。リスクと回避策の詳細については、FAQ #5 を参照してください。
14. リタイア日の後、リタイアしたプラットフォームブランチに基づいた Elastic Beanstalk 環境の AWS リソースはどうなりますか。例えば、実行中の EC2 インスタンスが終了した場合、Elastic Beanstalk は容量を維持するために新しい AL1 ベースの EC2 インスタンスを起動できますか。
環境のリソースはアクティブなままであり、機能し続けます。はい、Elastic Beanstalk は環境内の AL1 EC2 インスタンスの自動スケーリングを行います。ただし、Elastic Beanstalk では、環境への新しいプラットフォームメンテナンス更新プログラムの提供が停止され、環境が時間の経過とともに予測不可能な状況に陥る可能性があります。詳細については、FAQ #5 を参照してください。
15. AL2023/AL2 と Amazon Linux AMI (AL1) のオペレーティングシステムの主な違いは何ですか。Elastic Beanstalk AL2023/AL2 プラットフォームブランチにどのような影響がありますか。
Amazon Linux AMI と AL2023/AL2 は同じ Linux カーネルを共有しますが、初期化システム、libc バージョン、コンパイラツールチェーン、およびさまざまなパッケージが異なります。詳細については、「Amazon Linux 2 に関するよくある質問
Elastic Beanstalk サービスでは、プラットフォーム固有のバージョンのランタイム、ビルドツール、およびその他の依存関係も更新されました。AL2023/AL2 ベースのプラットフォームブランチは、既存のアプリケーションに対して下位互換性があるとは限りません。さらに、アプリケーションコードが新しいプラットフォームバージョンに正常にデプロイされた場合でも、オペレーティングシステムとランタイムの違いにより、動作やパフォーマンスが異なる場合があります。確認およびテストする必要のある設定とカスタマイズのリストと説明については、「Elastic Beanstalk Linux アプリケーションを Amazon Linux 2023 または Amazon Linux 2 に移行する」を参照してください。
