パイプラインを更新する - Amazon Elastic Transcoder
説明値を更新および削除する方法リクエストレスポンスエラー例

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パイプラインを更新する

説明

パイプラインの設定を更新するには、/2012-09-25/pipelines/pipelineId リソースに PUT リクエストを送信します。

重要

パイプラインの設定を変更すると、その変更はすぐに有効になります。設定の変更後に送信するジョブだけでなく、すでに送信したが Elastic Transcoder によってまだ処理が開始されていないジョブにも、変更は適用されます。

値を更新および削除する方法

値を更新するには、たとえば以下のように、新しい値を指定します。

"GranteeType":"Canonical"

値を変更しないで現在のままにするには、以下のいずれかの操作を実行します。

  • 現在の値を指定する。

  • null 値を指定する。これは個々のオブジェクト ("Role":null など) と配列 ("ContentConfig":null など) の両方に適用されます。

  • リクエストから JSON オブジェクトを省く。これは個々のオブジェクト (Role など) と配列 (ContentConfig など) の両方に適用されます。

現在の値を削除するには、空の値を指定します。たとえば、通知を削除するには、"Progressing":"" のように空の文字列を指定します。配列のすべての値を削除するには、"Permissions":[] のように空の配列を指定します。

例えば、ジョブの処理中に Elastic Transcoder で警告が発生したときの通知が不要になり、通知のその他のいずれの設定も変更しない場合は、リクエストで Notifications を以下のように指定します。

...
"Notifications":{
   "Warning":""
},
...

リクエスト

構文

PUT /2012-09-25/pipelines/pipelineId HTTP/1.1
Content-Type: application/json; charset=UTF-8
Accept: */*
Host: elastictranscoder.Elastic Transcoder endpoint.amazonaws.com:443
x-amz-date: 20130114T174952Z
Authorization: AWS4-HMAC-SHA256 
               Credential=AccessKeyID/request-date/Elastic Transcoder endpoint/elastictranscoder/aws4_request,
               SignedHeaders=host;x-amz-date;x-amz-target,
               Signature=calculated-signature
Content-Length: number of characters in the JSON string
{
   "Id":"pipelineId",
   "Name":"pipeline name",
   "InputBucket":"Amazon S3 bucket that contains files to transcode 
      and graphics to use as watermarks",
   "OutputBucket":"Use this, or use ContentConfig:Bucket plus 
      ThumbnailConfig:Bucket",
   "Role":"IAM role ARN",
   "AwsKmsKeyArn":"AWS-KMS key arn of the AWS-KMS key you want to 
      use with this pipeline",
   "Notifications":{
      "Progressing":"SNS topic to notify when
         Elastic Transcoder has started to process the job",
      "Complete":"SNS topic to notify when
         Elastic Transcoder has finished processing the job",
      "Warning":"SNS topic to notify when
         Elastic Transcoder encounters a warning condition"
      "Error":"SNS topic to notify when
         Elastic Transcoder encounters an error condition"
   },
   "ContentConfig":{
      "Bucket":"Use this plus ThumbnailConfig:Bucket,
         or use OutputBucket",
      "Permissions":[
         {
            "GranteeType":"Canonical|Email|Group",
            "Grantee":"AWS user ID or CloudFront origin access identity"|
                      "registered email address for AWS account"|
                      AllUsers|AuthenticatedUsers|LogDelivery",
            "Access":[
               "Read|ReadAcp|WriteAcp|FullControl",
               ...
            ]
         },
         {...}
      ],
      "StorageClass":"Standard|ReducedRedundancy"
   },
   "ThumbnailConfig":{
      "Bucket":"Use this plus ContentConfig:Bucket,
         or use OutputBucket",
      "Permissions":[
         {
            "GranteeType":"Canonical|Email|Group",
            "Grantee":"AWS user ID or CloudFront origin access identity"|
                      "registered email address for AWS account"|
                      AllUsers|AuthenticatedUsers|LogDelivery",
            "Access":[
               "Read|ReadAcp|WriteAcp|FullControl",
               ...
            ]
         },
         {...}
      ],
      "StorageClass":"Standard|ReducedRedundancy"
   },
   "Status":"Active|Paused"
}

リクエストパラメータ

このオペレーションではリクエストパラメータを使用しません。

リクエストヘッダー

この操作では、すべての操作で共通のリクエストヘッダーのみ使用します。共通のリクエストヘッダーの詳細については、「HTTP ヘッダーの内容」を参照してください。

リクエスト本文

リクエストボディの JSON 文字列には、UpdatePipeline オペレーションの入力オブジェクトが含まれます。入力オブジェクトの詳細については、「Elastic Transcoder パイプラインの作成時に指定する設定」を参照してください。

ID

パイプラインの識別子。この値を使用して、ジョブやプリセットの作成など、さまざまな操作を実行するパイプラインを特定します。

ステータス

パイプラインの現在のステータス:

  • Active: パイプラインでジョブが処理されています。

  • Paused: 現在、パイプラインでジョブが処理されていません。

レスポンス

構文

Status: 202 Accepted
x-amzn-RequestId: c321ec43-378e-11e2-8e4c-4d5b971203e9
Content-Type: application/json
Content-Length: number of characters in the response
Date: Mon, 14 Jan 2013 06:01:47 GMT

{
   "Id":"Id for the new pipeline",
   "Name":"pipeline name",
   "InputBucket":"Amazon S3 bucket that contains files to transcode
      and graphics to use as watermarks",
   "OutputBucket":"Use this, or use ContentConfig:Bucket plus 
      ThumbnailConfig:Bucket",
   "Role":"IAM role ARN",
   "AwsKmsKeyArn":"AWS-KMS key id",
   "Notifications":{
      "Progressing":"SNS topic to notify when
         when Elastic Transcoder has started to process the job",
      "Complete":"SNS topic to notify when
         Elastic Transcoder has finished processing the job",
      "Warning":"SNS topic to notify when
         when Elastic Transcoder encounters a warning condition",
      "Error":"SNS topic to notify when
         Elastic Transcoder encounters an error condition"
   },
   "ContentConfig":{
      "Bucket":"Use this plus ThumbnailConfig:Bucket,
         or use OutputBucket",
      "Permissions":[
         {
            "GranteeType":"Canonical|Email|Group",
            "Grantee":"AWS user ID or CloudFront origin access identity"|
                      "registered email address for AWS account|
                      AllUsers|AuthenticatedUsers|LogDelivery",
            "Access":[
               "Read|ReadAcp|WriteAcp|FullControl",
               ...
            ]
         },
         {...}
      ],
      "StorageClass":"Standard|ReducedRedundancy"
   },
   "ThumbnailConfig":{
      "Bucket":"Use this plus ContentConfig:Bucket,
         or use OutputBucket",
      "Permissions":[
         {
            "Access":[
               "Read|ReadAcp|WriteAcp|FullControl",
               ...
            ],
            "Grantee":"AWS user ID or CloudFront origin access identity"|
                      "registered email address for AWS account|
                      AllUsers|AuthenticatedUsers|LogDelivery",
            "GranteeType":"Canonical|Email|Group"
         },
         {...}
      ],
      "StorageClass":"Standard|ReducedRedundancy"
   },
   "Status":"Active|Paused",
   "(自動) Warnings": [
      {
         "Code": "6000|6001|6002|6003|6004|6005|6006|6007|6008",
         "Message": "The code message"
      },
      {...}
   ]
}

レスポンスヘッダー

この操作はほとんどのレスポンスに共通のレスポンスヘッダーのみを使用します。共通のレスポンスヘッダーの詳細については、「HTTP レスポンス」を参照してください。

レスポンス本文

パイプラインを作成すると、リクエストで指定した値が Elastic Transcoder によって返されます。詳細については、「リクエスト本文」を参照してください。

Elastic Transcoder には、該当する場合、以下の警告も含まれます。

(自動) Warnings

他のリージョンでリソースを使用するパイプラインを作成すると、Elastic Transcoder により 1 つ以上の警告が返されます。パイプラインは作成されますが、処理時間が長くなりリージョン間の料金が発生する可能性があります。警告は次の形式になります。

Code

Message – 警告コードに関連付けられたメッセージ。

以下は有効な警告コードとそのメッセージの一覧です。

6000

入力バケットとパイプラインが異なるリージョンに存在するため、パイプライン内のジョブの処理時間が長くなり、追加料金が発生する可能性があります。処理時間を短縮し、リージョン間の料金の発生を回避するには、入力バケットとパイプラインに同じリージョンを使用してください。

6001

ContentConfig バケットとパイプラインが異なるリージョンに存在するため、パイプライン内のジョブの処理時間が長くなり、追加料金が発生する可能性があります。処理時間を短縮し、リージョン間の料金の発生を回避するには、ContentConfig バケットとパイプラインに同じリージョンを使用してください。

6002

ThumbnailConfig バケットとパイプラインが異なるリージョンに存在するため、パイプライン内のジョブの処理時間が長くなり、追加料金が発生する可能性があります。処理時間を短縮し、リージョン間の料金の発生を回避するには、ThumbnailConfig バケットとパイプラインに同じリージョンを使用してください。

6003

進捗イベントの SNS 通知トピックとパイプラインが異なるリージョンに存在するため、パイプライン内のジョブの処理時間が長くなり、追加料金が発生する可能性があります。処理時間を短縮し、リージョン間の料金の発生を回避するには、SNS 通知トピックとパイプラインに同じリージョンを使用してください。

6004

警告イベントの SNS 通知トピックとパイプラインが異なるリージョンに存在するため、パイプライン内のジョブの処理時間が長くなり、追加料金が発生する可能性があります。処理時間を短縮し、リージョン間の料金の発生を回避するには、SNS 通知トピックとパイプラインに同じリージョンを使用してください。

6005

完了イベントの SNS 通知トピックとパイプラインが異なるリージョンに存在するため、パイプライン内のジョブの処理時間が長くなり、追加料金が発生する可能性があります。処理時間を短縮し、リージョン間の料金の発生を回避するには、SNS 通知トピックとパイプラインに同じリージョンを使用してください。

6006

エラーイベントの SNS 通知トピックとパイプラインが異なるリージョンに存在するため、パイプライン内のジョブの処理時間が長くなり、追加料金が発生する可能性があります。処理時間を短縮し、リージョン間の料金の発生を回避するには、SNS 通知トピックとパイプラインに同じリージョンを使用してください。

6007

このパイプラインに対して指定された AWS KMS キーと ContentConfig バケットが異なるリージョンに存在するため、s3-aws-kms 暗号化モードを使用した出力が失敗します。s3-aws-kms 暗号化モードを使用するには、KMS キーと ContentConfig バケットに同じリージョンを使用してください。

6008

このパイプラインに対して指定された AWS KMS キーと ThumbnailConfig バケットが異なるリージョンに存在するため、s3-aws-kms 暗号化モードを使用した出力が失敗します。s3-aws-kms 暗号化モードを使用するには、KMS キーと ThumbnailConfig バケットに同じリージョンを使用してください。

エラー

Elastic Transcoder の例外とエラーメッセージについては、「Elastic Transcoder でのエラー処理」を参照してください。

例

以下のリクエスト例では、ID が 1111111111111-abcde1 であるパイプラインを更新しています。

リクエスト例

PUT /2012-09-25/pipelines/1111111111111-abcde1 HTTP/1.1
Content-Type: application/json; charset=UTF-8
Accept: */*
Host: elastictranscoder.Elastic Transcoder endpoint.amazonaws.com:443
x-amz-date: 20130114T174952Z
Authorization: AWS4-HMAC-SHA256 
               Credential=AccessKeyID/request-date/Elastic Transcoder endpoint/elastictranscoder/aws4_request,
               SignedHeaders=host;x-amz-date;x-amz-target,
               Signature=calculated-signature
Content-Length: number of characters in the JSON string
{  
   "Id":"1111111111111-abcde1"
   "Name":"Default",
   "InputBucket":"salesoffice.example.com-source",
   "OutputBucket":"salesoffice.example.com-output",
   "Role":"arn:aws:iam::123456789012:role/Elastic_Transcoder_Default_Role",
   "AwsKmsKeyArn":"base64 encoded key from KMS",
   "Notifications":{
      "Progressing":"",
      "Complete":"",
      "Warning":"",
      "Error":"arn:aws:sns:us-east-1:111222333444:ET_Errors"
   },
   "ContentConfig":{
      "Bucket":"salesoffice.example.com-public-promos",
      "Permissions":[
         {
            "GranteeType":"Email",
            "Grantee":"marketing-promos@example.com",
            "Access":[
               "FullControl"
            ]
         }
      ],
      "StorageClass":"Standard"
   },
   "ThumbnailConfig":{
      "Bucket":"salesoffice.example.com-public-promos-thumbnails",
      "Permissions":[
         {
            "GranteeType":"Email",
            "Grantee":"marketing-promos@example.com",
            "Access":[
               "FullControl"
            ]
         }
      ],
      "StorageClass":"ReducedRedundancy"
   },
   "Status":"Active"
}

レスポンス例

Status: 202 Accepted
x-amzn-RequestId: c321ec43-378e-11e2-8e4c-4d5b971203e9
Content-Type: application/json
Content-Length: number of characters in the response
Date: Mon, 14 Jan 2013 06:01:47 GMT
{
   "Id":"1111111111111-abcde1",
   "Name":"Default",
   "InputBucket":"salesoffice.example.com-source",
   "OutputBucket":"salesoffice.example.com-output",
   "Role":"arn:aws:iam::123456789012:role/Elastic_Transcoder_Default_Role",
   "AwsKmsKeyArn":"base64 encoded key from KMS",
   "Notifications":{
      "Progressing":"",
      "Complete":"",
      "Warning":"",
      "Error":"arn:aws:sns:us-east-1:111222333444:ET_Errors"
   },
   "ContentConfig":{
      "Bucket":"salesoffice.example.com-public-promos",
      "Permissions":[
         {
            "GranteeType":"Email",
            "Grantee":"marketing-promos@example.com",
            "Access":[
               "FullControl"
            ]
         }
      ],
      "StorageClass":"Standard"
   },
   "ThumbnailConfig":{
      "Bucket":"salesoffice.example.com-public-promos-thumbnails",
      "Permissions":[
         {
            "GranteeType":"Email",
            "Grantee":"marketing-promos@example.com",
            "Access":[
               "FullControl"
            ]
         }
      ],
      "StorageClass":"ReducedRedundancy"
   },
   "Status":"Active",
   "Warnings": [
      {
         "Code": "6000",
         "Message": "The input bucket and the pipeline are in different 
            regions, which increases processing time for jobs in the 
            pipeline and can incur additional charges. To decrease 
            processing time and prevent cross-regional charges, use the 
            same region for the input bucket and the pipeline."
      },
      {...}
   ]
}