HBase シェルを使用する - Amazon EMR

HBase シェルを使用する

HBase クラスターを作成したら、次のステップとして HBase に接続してデータの読み書きを開始できます (データの書き込みはリードレプリカクラスターではサポートされません)。HBase シェルを使用すると、コマンドをテストできます。

HBase シェルを開くには
  1. SSH を使用して、HBase クラスターのマスターサーバーに接続します。SSH を使用してマスターノードに接続する方法の詳細については、「Amazon EMR 管理ガイド」の「SSH を使用してマスターノードに接続する」を参照してください。

  2. hbase shell を実行します。HBase シェルが開き、次のようなプロンプトが表示されます。

    hbase(main):001:0>

Base シェルコマンドを発行するには、プロンプトを使用します。シェルコマンドの説明や、シェルコマンドを呼び出す方法については、HBase プロンプトで「help」と入力し、Enter キーを押します。

テーブルの作成

次のコマンドを実行すると、「f1」という名前の 1 つの列ファミリーが含まれる、「t1」という名前のテーブルが作成されます。

hbase(main):001:0>create 't1', 'f1'

値を入力する

次のコマンドを実行すると、テーブル「t1」の行「r1」、および列「f1」に対して値「v1」が入力されます。

hbase(main):001:0>put 't1', 'r1', 'f1:col1', 'v1'

値を取得する

次のコマンドを実行すると、テーブル「t1」の行「r1」の値を取得します。

hbase(main):001:0>get 't1', 'r1'

テーブルの削除

次のコマンドはテーブル「t1」を削除します。

hbase(main):001:0>drop 'ns1:t1',false

boolean 値はテーブルをアーカイブするかどうかに対応しているので、保存する場合は true に設定できます。また、boolean を指定せずに drop 'ns1:t1' を実行してテーブルをアーカイブすることもできます。