整合性のあるビューを有効にする - Amazon EMR

整合性のあるビューを有効にする

AWS Management Console、AWS CLI、または emrfs-site 設定分類を使用して、Amazon S3 のサーバー側の暗号化、または EMRFS の整合性のあるビューを有効にできます。

コンソールを使用して整合性のあるビューを設定するには
  1. 新しい Amazon EMR コンソールに移動し、サイドナビゲーションから [古いコンソールに切り替え] を選択します。古いコンソールに切り替えたときの動作の詳細については、「Using the old console」を参照してください。

  2. [Create cluster (クラスターの作成)]、[Go to advanced options (詳細オプションに移動する)] の順に選択します。

  3. [Step 1: Software and Steps] および [Step 2: Hardware] の設定を選択します。

  4. [Step 3: General Cluster Settings] の [Additional Options] で、[EMRFS consistent view] を選択します。

  5. [EMRFS Metadata store] に、メタデータストアの名前を入力します。デフォルト値は、「EmrFSMetadata」です。EmrFSMetadata テーブルが存在しない場合、自動的に DynamoDB に作成されます。

    注記

    Amazon EMR は、クラスターの終了時に DynamoDB から EMRFS メタデータを自動的には削除しません。

  6. [Number of retries] に整数値を入力します。不整合が検出された場合、EMRFS はこの回数にわたり、Amazon S3 の呼び出しを試みます。デフォルト値は、「5」です。

  7. [Retry period (in seconds)] に、整数値を入力します。これは、再試行までに EMRFS が待機する時間です。デフォルト値は、「10」です。

    注記

    それ以降の再試行では、エクスポネンシャルパックオフが使用されます。

AWS CLI を使用して、整合性のあるビューを有効にしてクラスターを起動するには

現行バージョンの AWS CLI をインストールすることをお勧めします。最新リリースをダウンロードするには、https://aws.amazon.com/cli/ を参照してください。

  • 注記

    読みやすくするために、Linux 行連続文字 (\) が含まれています。Linux コマンドでは、これらは削除することも、使用することもできます。Windows の場合、削除するか、キャレット (^) に置き換えてください。

    aws emr create-cluster --instance-type m5.xlarge --instance-count 3 --emrfs Consistent=true \ --release-label emr-5.36.1 --ec2-attributes KeyName=myKey
AWS Management Console を使用して整合性のあるビューが有効かどうかを確認するには
  • コンソールで整合性のあるビューが有効かどうかを確認するには、[Cluster List] に移動し、クラスター名を選択して [Cluster Details] を表示します。[EMRFS consistent view] フィールドの値は、Enabled または Disabled です。

整合性のあるビューが有効になっているかどうかを確認するには、emrfs-site.xml ファイルを調べます。
  • 整合性が有効になっているかどうかは、クラスターのマスターノードの emrfs-site.xml 設定ファイルを調べることで確認できます。fs.s3.consistent のブール値が true に設定されている場合、Amazon S3 が関与するファイルシステム操作に対して整合性のあるビューが有効になっています。