Amazon Data Firehose でのエラーをトラブルシューティングする - Amazon Data Firehose

Amazon Data Firehose でのエラーをトラブルシューティングする

Firehose は、データの配信中や処理中にエラーが発生すると、設定された再試行期間が終了するまで再試行を続けます。データが正常に配信される前に再試行期間が終了すると、Firehose は設定された S3 バックアップバケットにデータをバックアップします。配信先が Amazon S3 である場合に配信が失敗するか、バックアップ S3 バケットへの配信が失敗すると、Firehose は保持期間が終了するまで再試行を続けます。

CloudWatch を使用した配信エラーの追跡については、「CloudWatch Logs を使用して Amazon Data Firehose をモニタリングする」を参照してください。

Direct PUT

DirectPut Firehose ストリームの場合、Firehose はレコードを 24 時間保持します。データソースが Kinesis データストリームである Firehose ストリームの場合、「データ保持期間の変更」の説明に従って、保持期間を変更できます。この場合、Firehose は、DescribeStreamGetRecords、および GetShardIterator のオペレーションを無期限に再試行します。

Firehose ストリームで DirectPut が使用されている場合は、IncomingBytes メトリクスと IncomingRecords メトリクスをチェックして、着信トラフィックの有無を確認します。PutRecord または PutRecordBatch を使用している場合は、例外をキャッチして再試行してください。ジッターと複数の再試行を使用するエクスポネンシャルバックオフによる再試行ポリシーをお勧めします。また、PutRecordBatch API を使用する場合は、API コールが成功した場合でも、レスポンスの FailedPutCount の値をコードによって確認してください。

Kinesis Data Stream

Firehose ストリームがそのソースとして Kinesis データストリームを使用する場合は、ソースデータストリームの IncomingBytes メトリクスと IncomingRecords メトリクスを確認します。さらに、Firehose ストリームに関して DataReadFromKinesisStream.Bytes メトリクスと DataReadFromKinesisStream.Records メトリクスが生成されていることを確認します。