FlexMatch イベント通知をセットアップする - Amazon GameLift
EventBridge イベントをセットアップするAmazon SNS トピックを設定するサーバー側の暗号化を使用して SNS トピックをセットアップするトピックサブスクリプションを設定して Lambda 関数を呼び出す

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FlexMatch イベント通知をセットアップする

イベント通知を使用して、個々のマッチメーキングリクエストのステータスを追跡できます。本番環境のすべてのゲーム、または大量のマッチメーキングアクティビティがある本番前の環境では、イベント通知を使用する必要があります。

イベント通知を設定するためには二つのオプションがあります。

  • マッチメーカーに Amazon Simple Notification Service (Amazon SNS) トピックにイベント通知をパブリッシュさせます。

  • 自動的にパブリッシュされる Amazon EventBridge イベントとイベント管理ツール一式を使用します。

Amazon GameLift が発行する FlexMatch イベントのリストについては、「FlexMatch マッチメーキングイベント」を参照してください。

EventBridge イベントをセットアップする

Amazon GameLift はすべてのマッチメーキングイベントを自動的に Amazon EventBridge に発行します。EventBridge を使用すると、イベントを処理するために、ターゲットにイベントをルーティングするルールを設定できます。例えば、「PotentialMatchCreated」イベントを、プレイヤーの承諾を処理する AWS Lambda 関数にルーティングするルールを設定できます。詳細については、「Amazon EventBridge とは」を参照してください。

注記

マッチメーカーの設定時に、通知ターゲットのフィールドは空にするか、または EventBridge と Amazon SNS の両方を使用する場合は、SNS トピックを参照します。

Amazon SNS トピックを設定する

Amazon GameLift に FlexMatch マッチメーカーが生成するすべてのイベントを Amazon SNS トピックにパブリッシュさせることができます。

Amazon GameLift イベント通知用 SNS トピックを作成するには

  1. [Amazon SNS console] (Amazon SNS コンソール) を開きます。

  2. ナビゲーションペインで、[トピック] を選択します。

  3. [トピック] ページで、[トピックの作成] を選択します。

  4. コンソールでトピックを作成します。詳細については、Amazon Simple Notification Service 開発者ガイドの「AWS Management Console を使用してトピックを作成するには」を参照してください。

  5. トピックの [詳細] ページで、[編集] を選択します。

  6. (オプション) トピックの [編集] ページで [アクセスポリシー] を展開し、次の AWS Identity and Access Management (IAM) ポリシーステートメントの太字の構文を既存のポリシーの末尾に追加します。(ここではわかりやすいようにポリシー全体を示しています。) 独自の SNS トピックと Amazon GameLift のマッチメーキング設定には、Amazon リソースネーム (ARN) の詳細を必ず使用してください。

    {
  "Version": "2008-10-17",
  "Id": "__default_policy_ID",
  "Statement": [
    {
      "Sid": "__default_statement_ID",
      "Effect": "Allow",
      "Principal": {
        "AWS": "*"
      },
      "Action": [
        "SNS:GetTopicAttributes",
        "SNS:SetTopicAttributes",
        "SNS:AddPermission",
        "SNS:RemovePermission",
        "SNS:DeleteTopic",
        "SNS:Subscribe",
        "SNS:ListSubscriptionsByTopic",
        "SNS:Publish"
      ],
      "Resource": "arn:aws:sns:your_region:your_account:your_topic_name",
      "Condition": {
        "StringEquals": {
          "AWS:SourceAccount": "your_account"
        }
      }
    },
    {
      "Sid": "__console_pub_0",
      "Effect": "Allow",
      "Principal": {
        "Service": "gamelift.amazonaws.com"
      },
      "Action": "SNS:Publish",
      "Resource": "arn:aws:sns:your_region:your_account:your_topic_name",
      "Condition": {
        "ArnLike": {
          "aws:SourceArn": "arn:aws:gamelift:your_region:your_account:matchmakingconfiguration/your_configuration_name"
        }
      }
    }
  ]
}

  7. [Save changes] (変更の保存) をクリックします。

サーバー側の暗号化を使用して SNS トピックをセットアップする

サーバー側の暗号化 (SSE) を使用して、暗号化されたトピックに機密データを保管できます。SSE では、AWS Key Management Service (AWS KMS) で管理されているキーを使用して、Amazon SNS キュー内のメッセージの内容が保護されます。Amazon SNS によるサーバー側の暗号化の詳細については、Amazon Simple Storage Service 開発者ガイドの「保管時の暗号化」を参照してください。

サーバー側の暗号化を使用して SNS トピックを設定する方法については、以下のトピックを確認してください。

KMS キーを作成するときは、次の KMS キーポリシーを使用します。

{ 
  "Effect": "Allow", 
  "Principal": { 
    "Service": "gamelift.amazonaws.com" 
  },
  "Action": [
      "kms:Decrypt",
      "kms:GenerateDataKey"
  ],
  "Resource": "*",
  "Condition": {
      "ArnLike": { 
        "aws:SourceArn": "arn:aws:gamelift:your_region:your_account:matchmakingconfiguration/your_configuration_name" 
      },
      "StringEquals": { 
        "kms:EncryptionContext:aws:sns:topicArn": "arn:aws:sns:your_region:your_account:your_sns_topic_name" 
      }
  }
}

トピックサブスクリプションを設定して Lambda 関数を呼び出す

Amazon SNS トピックに発行されたイベント通知を使用して Lambda 関数を呼び出すことができます。マッチメーカーの設定時に、必ず通知ターゲットを SNS トピックの ARN に設定します。

次の AWS CloudFormation テンプレートは、MyFlexMatchEventTopic という名前の SNS トピックへのサブスクリプションを設定して、FlexMatchEventHandlerLambdaFunction という名前の Lambda 関数を呼び出します。このテンプレートは、Amazon GameLift が SNS トピックに書き込むことを許可する IAM アクセス許可ポリシーを作成します。次に、テンプレートは、SNS トピックに Lambda 関数を呼び出すアクセス許可を追加します。

FlexMatchEventTopic:
  Type: "AWS::SNS::Topic"
  Properties:
    KmsMasterKeyId: alias/aws/sns #Enables server-side encryption on the topic using an AWS managed key 
    Subscription:
      - Endpoint: !GetAtt FlexMatchEventHandlerLambdaFunction.Arn
        Protocol: lambda
    TopicName: MyFlexMatchEventTopic

FlexMatchEventTopicPolicy:
  Type: "AWS::SNS::TopicPolicy"
  DependsOn: FlexMatchEventTopic
  Properties:
    PolicyDocument:
      Version: "2012-10-17"
      Statement:
        - Effect: Allow
          Principal:
            Service: gamelift.amazonaws.com
          Action:
            - "sns:Publish"
          Resource: !Ref FlexMatchEventTopic
    Topics:
      - Ref: FlexMatchEventTopic

FlexMatchEventHandlerLambdaPermission:
  Type: "AWS::Lambda::Permission"
  Properties:
    Action: "lambda:InvokeFunction"
    FunctionName: !Ref FlexMatchEventHandlerLambdaFunction
    Principal: sns.amazonaws.com
    SourceArn: !Ref FlexMatchEventTopic