Amazon DynamoDB のクロスアカウントフルテーブルコピーオプション

Ramkumar Ramanujam、Amazon Web Services (AWS）

2024 年 6 月 (ドキュメント履歴 )

このガイドでは、複数の Amazon Web Services (AWS) アカウントで Amazon DynamoDB テーブルの完全なテーブルコピーを実行するさまざまな方法について説明します。このガイドには、各ソリューションの利点と欠点、および各ソリューションを検討できるシナリオも記載されています。ストリーミングレプリケーションソリューションには適用されません。

このガイドは、DynamoDB の基本的な知識を持つアーキテクト、マネージャー、テクニカルリードを対象としています。

概要

アプリケーションのパフォーマンスを向上させ、運用コストと負担を軽減するために、多くの組織が DynamoDB に切り替えています。

DynamoDB テーブルを使用する際の一般的なユースケースは、テーブル全体のデータを複数の環境にコピーできることです。通常、各環境は異なる AWS アカウントを使用して異なるチームによって所有されます。このようなユースケースの例としては、開発からステージング、本番環境へのコードの昇格などがあります。ステージング環境は本番環境のデータで更新され、本番環境に昇格する前にテストを実行するために本番環境のデータに最も近いものになります。

このガイドでは、DynamoDB テーブルの完全な更新をあるアカウントから別のアカウントにコピーするためのいくつかのアプローチの概要を説明します。

ターゲットテーブルにソーステーブルと同じデータがあることを確認する最善の方法は、テーブルを削除してから再作成することです。（このアプローチの例外は、ソーステーブルとターゲットテーブルの差が最小限である場合です。例えば、10% 未満です）。テーブルを削除して再作成すると、テーブルから個々の項目を削除するために必要な書き込みキャパシティユニット (WCUsに関連するコストを回避できます。このガイドで説明する各ソリューションは、データ更新前にターゲットテーブルが再作成されることを前提としています。