AWS クラウド のサードパーティサービスの統合

Ivo Pinto、Manuel Marugan Cruz、Giulio Dipace (Amazon Web Services (AWS))

2022 年 6 月 (ドキュメント履歴)

Amazon Web Services (AWS) クラウドでは、社内でゼロから構築しない特定の機能に関して、サードパーティプロバイダーとやり取りしたり、サードパーティサービスを統合したりするのが一般的です。ベンダーによって、提供される機能は異なり、さまざまなベンダーが存在します。各ベンダーには、特定のユースケースに対応する独自のソリューションがあります。サードパーティソリューションの機能にかかわらず、統合はスケーラビリティ、安全性、耐障害性に優れたものである必要があります。

サードパーティサービスを統合するさまざまな方法は、ホストする方法によって異なります。多くの場合、サードパーティサービスも AWS クラウド を使用します。この場合、ユーザーのリソースとサードパーティリソースを統合するには、AWS ネイティブコンストラクトを使用します。

このガイドのレコメンデーションは、サードパーティとの統合を標準化し、ネットワーク、セキュリティ、スケーラビリティ、耐障害性に関する要件を満たすのに役立ちます。このガイドでは、サードパーティーソリューションをクラウドネイティブに統合する 4 つのアーキテクチャについて説明します。このガイドのアーキテクチャは、次のいずれかの AWS サードパーティ統合サービス: AWS PrivateLink、Amazon Virtual Private Cloud (Amazon VPC) ピアリング接続、AWS Transit Gateway を使用します。このガイドでは、各アーキテクチャの利点と欠点についても説明し、統合特性に基づいてアーキテクチャを選択する際に役立つ簡単なデシジョンチャートも提供します。

ターゲットオーディエンス

この規範ガイダンスは、アプリケーション所有者、ビジネス所有者、アーキテクト、テクニカルリード、プロジェクトマネージャーを対象とし、プランニングと実装の円滑化を目的としています。