Amazon Quantum Ledger Database (Amazon QLDB)
開発者ガイド

Java と Amazon QLDB

このチュートリアルでは、Java 用 QLDB ドライバーを使用して最初の Amazon QLDB 台帳を作成し、そこにテーブルとサンプルデータをロードします。このシナリオで作成するサンプル台帳は、車両登録に関する完全な履歴情報を含む車両追跡データベースです。アセットの履歴は、QLDB の一般的なユースケースです。その理由は、QLDB では、簡単にアクセスできる柔軟性の高いデータベースで完全な変更履歴を追跡、検証できるためです。

このチュートリアルでは、以下のセクションで、車両登録を追加、変更し、登録の変更履歴を確認する方法について説明します。このガイドでは、登録ドキュメントを暗号的に検証する方法も示し、最後に、リソースをクリーンアップしてサンプル台帳を削除します。

注記

このチュートリアルには、Java サンプルアプリケーションの設定と実行に関する詳しい手順が含まれています。代わりにすぐに開始するには、チュートリアルに必要な QLDB 依存関係とソースコードをパッケージ化したサンプルアプリケーションをダウンロードすることをお勧めします。完全なサンプルアプリケーションをダウンロードして実行する方法については、「Amazon QLDB での Java サンプルアプリケーションの実行」を参照してください。

チュートリアルの前提条件

このチュートリアルを開始する前に、以下を実行する必要があります。

  1. Amazon QLDB へのアクセス」にある AWS の設定手順に従います。

  2. Java 開発環境をインストールします。

  3. Java 用 Amazon QLDB ドライバーを追加する。このドライバーにより、アプリケーションは台帳に接続してデータオペレーションを実行できます。

  4. 開発用の AWS 認証情報とリージョンを設定する:

Java 用 Amazon QLDB ドライバーを追加する

台帳内のデータを操作するには、AWS 提供のドライバーを使用して Java アプリケーションから Amazon QLDB に接続します。接続すると、データアクセス API を使用できるようにアプリケーションをコーディングできます。

以下のアーティファクトを Java プロジェクトの依存関係として追加します。

Java 用 Amazon QLDB ドライバー、およびプロジェクトのその他の依存関係

  1. Java 用 QLDB ドライバーは、amazon-qldb-driver-java というアーティファクト名で Maven Central Repository にあります。このアーティファクトには、QLDB に必要な AWS SDK for Java、Amazon Ion ライブラリ、その他の依存関係が自動的に含まれています。

  2. Java 用チュートリアル「ドライバーの開始方法」でサンプルアプリケーションを実行するには、Ion 用のオープンソースの Jackson データ形式モジュールも必要です。車両登録アプリケーションには、このモジュールのバージョン 2.10.0.pr1 が必要です。

    このモジュールは、jackson-dataformat-ion というアーティファクト名で Maven Central から入手できます。

たとえば、ビルドツールとして Maven または Gradle を使用する場合は、pom.xml (Maven) または build.gradle (Gradle) 設定ファイルに以下の依存関係を追加します。

MavenGradle
Maven
<dependencies> ... <dependency> <groupId>software.amazon.qldb</groupId> <artifactId>amazon-qldb-driver-java</artifactId> <version>1.0.0</version> </dependency> <dependency> <groupId>com.fasterxml.jackson.dataformat</groupId> <artifactId>jackson-dataformat-ion</artifactId> <version>2.10.0.pr1</version> </dependency> </dependencies>
Gradle
dependencies { ... compile group: 'software.amazon.qldb', name: 'amazon-qldb-driver-java', version: '1.0.0' compile group: 'com.fasterxml.jackson.dataformat', name: 'jackson-dataformat-ion', version: '2.10.0.pr1' }

Java プロジェクトにドライバーを追加したら、「ドライバーの開始方法」の「ステップ 1: 新しい台帳を作成する」に進みます。このステップのコード例では、新しい台帳を作成し、その台帳にアプリケーションを接続するセッションを作成する方法を示しています。

ドライバーを使用したトランザクションの実行

Java 用 QLDB ドライバーを使用すると、QLDB 内の特定の台帳に接続するセッションを作成できます。このセッションを使用すると、PartiQL ステートメントを実行し、その結果を取得できます。トランザクションを制御して、1 つのトランザクション内での複数の実行をグループ化することもできます。

ドライバーを使用して、トランザクションを制御し、発生する可能性のある例外を処理する方法については、「同時実行モデル」セクションの「トランザクション例外の処理」を参照してください。

ドライバー API Javadoc

このドライバーがサポートする機能については、「QLDB ドライバー API Javadoc」を参照してください。