同時実行スケーリングキューの設定 - Amazon Redshift

同時実行スケーリングキューの設定

クエリを同時実行スケーリングクラスターにルーティングするには、ワークロードマネージャ (WLM) キューで同時実行スケーリングを有効化します。キューの同時実行スケーリングを有効にするには、[同時実行スケーリングモード] の値に [自動] を設定します。

同時実行スケーリングが有効なキューにルーティングされたクエリの数がキューの同時実行数を超えると、キャパシティが手動で設定されていても、自動で決定されても、対象クエリが同時実行スケーリングクラスターに送信されます。メインクラスターでキュースロットが利用可能になると、クエリはメインクラスターにルーティングされ、実行されます。他の WLM キューと同様に、ユーザーグループに基づいて、またはクエリグループラベルをクエリに付けることで、あるいは [キューへのクエリの割り当て] で定義した照合条件に従って、クエリを同時実行スケーリングキューにルーティングします。WLM クエリモニタリングルール を定義してクエリをルーティングすることもできます。例えば、所要時間が 5 秒を超えるすべてのクエリを同時実行スケーリングキューにルーティングできます。キューイングの動作は、自動 WLM と手動 WLM のどちらを使用しているかによって異なる可能性があることに注意してください。詳細については、「自動 WLM の実装」または「手動 WLM の実装」を参照してください。

同時実行スケーリングクラスターのデフォルト数は 1 です。使用できる同時実行スケーリングクラスターの数は、max_concurrency_scaling_clusters によって制御されます。