Amazon Redshift のデータ共有のタイプ
データ共有は、Amazon Redshift でデータを共有する単位です。同じ AWS アカウントまたは異なる AWS アカウント間でデータを使用するには、データ共有を使用します。また、異なる Amazon Redshift クラスター間で、読み取りのためにデータを共有することもできます。
各データ共有は、Amazon Redshift クラスター内の特定のデータベースに関連付けられます。
プロデューサー管理者は、データ共有を作成し、データベースオブジェクトを追加して、他のクラスターとデータを共有できます。これをアウトバウンド共有と呼びます。コンシューマー管理者は、他のクラスターからデータ共有を受け取ることができます。これをインバウンド共有と呼びます。プロデューサーとコンシューマーの詳細については、「データ共有のプロデューサーとコンシューマー」を参照してください。
データ共有オブジェクトとは、クラスター上の特定のデータベースのオブジェクトであり、プロデューサー管理者はこれをデータ共有に追加し、データコンシューマーと共有することができます。データ共有オブジェクトは、データコンシューマーに対して読み取り専用です。データ共有オブジェクトの例には、テーブル、ビュー、およびユーザー定義関数があります。データ共有の作成中またはデータ共有の編集中に、いつでもデータ共有オブジェクトをデータ共有に追加できます。
クラスターがサイズ変更されるか、プロデューサークラスターが一時停止されても、データ共有は引き続き機能します。
データ共有のタイプはさまざまで、標準データ共有、AWS Data Exchange データ共有、AWS Lake Formationマネージドデータ共有があります。以下のページでは、それぞれについて概要を紹介します。