SVV_SCHEMA_PRIVILEGES
SVV_SCHEMA_PRIVILEGES を使用して、現在のデータベース内のユーザー、ロール、およびグループに明示的に付与されているスキーマのアクセス許可を表示します。
SVV_SCHEMA_PRIVILEGES は以下のユーザーに表示されます。
スーパーユーザー
ACCESS SYSTEM TABLE のアクセス許可を持つユーザー
他のユーザーは、アクセスを許可された ID 、あるいは自らが所有する ID のみ見ることができます。
テーブルの列
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
namespace_name | text | 指定されたスキーマが存在する名前空間の名前。 |
privilege_type | text | アクセス許可の種類。スキーマの privilege_scope を使用するアクセス許可の場合、指定できる値は CREATE、USAGE、ALTER です。スキーマ以外の privilege_scope 値の場合、指定できる値には、アクセス許可のスコープで使用できる任意のアクセス許可タイプが含まれます。 |
identity_id | integer | アイデンティティの ID。指定できる値は、ユーザー ID、ロール ID、またはグループ ID です。 |
identity_name | text | アイデンティティの名前。 |
identity_type | text | ID のタイプ。指定できる値は、ユーザー、ロール、グループ、またはパブリックです。 |
admin_option | ブール値 | ユーザーが他のユーザーおよびロールにアクセス許可を付与できるかどうかを示す値。ロールおよびグループのアイデンティティタイプでは、常に false です。 |
privilege_scope | text | privilege_type で指定されたアクセス許可の範囲。可能な値は以下のとおりです。
範囲指定されたアクセス許可の詳細については、「スコープ設定アクセス許可」を参照してください。 |
サンプルクエリ
次の例では、SVV_SCHEMA_PRIVILEGES の結果を示します。
SELECT namespace_name,privilege_type,identity_name,identity_type,admin_option FROM svv_schema_privileges WHERE namespace_name = 'test_schema1'; namespace_name | privilege_type | identity_name | identity_type | admin_option ----------------+----------------+----------------+---------------+-------------- test_schema1 | USAGE | reguser | user | False test_schema1 | USAGE | role1 | role | False