マルチ AZ 配置でのクエリのモニタリング - Amazon Redshift

マルチ AZ 配置でのクエリのモニタリング

マルチ AZ 配置では、両方のアベイラビリティーゾーンにデプロイされたコンピューティングリソースを使用し、特定のアベイラビリティーゾーンのリソースが使用できない場合でも運用を継続できます。すべてのコンピューティングリソースは常に使用されます。これにより、2 つのアベイラビリティーゾーンで、読み取りと書き込みの操作の両方をアクティブ-アクティブ構成で完全に操作できます。

pg_catalog スキーマの SYS_ ビューをクエリして、マルチ AZ 配置のクエリ実行時間をモニタリングできます。SYS_ ビューには、プライマリクラスターとセカンダリクラスターのクエリ実行時アクティビティまたは統計が表示されます。モニタリングビューの一覧については、「モニタリングビュー」を参照してください。

以下の手順に従って、マルチ AZ 配置内の各アベイラビリティーゾーンのクエリ実行時間をモニタリングします。

  1. Amazon Redshift コンソールに移動し、マルチ AZ 配置のデータベースに接続し、クエリエディタを使用してクエリを実行します。

  2. マルチ AZ の Amazon Redshift デプロイで任意のサンプルクエリを実行します。

  3. マルチ AZ 配置の場合、SYS_QUERY_HISTORY テーブルの compute_type 列を使用して、クエリとその実行場所のアベイラビリティーゾーンを識別できます。プライマリはマルチ AZ 配置のプライマリクラスターで実行されるクエリを表し、セカンダリはマルチ AZ 配置のセカンダリクラスターで実行されるクエリを表します。

    次のクエリは、compute_type 列を使用してクエリをモニタリングします。

    select (compute_type) as compute_type, left(query_text, 50) query_text from sys_query_history order by start_time desc; compute_type | query_text --------------+------------------------- secondary | select count(*) from t1;