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ベクターエンリッチメントジョブ (VEJ) は、ベクターデータに対して操作を実行します。現在、VEJ を使用してリバースジオコーディングやマップマッチングを行うことができます。
ジオコーディングの設定
リバースジオコーディング VEJ では、Amazon Location Service を使用して地理座標 (緯度、経度) を人が読める住所に変換できます。経度と緯度の座標を含む CSV ファイルをアップロードすると、その場所の住所、国、ラベル、市区町村、地区、郵便番号、地域が返されます。出力ファイルは、入力データとこれらの値が末尾に追加された列で構成されます。これらのジョブは、数万件の GPS トレースを受け入れるように最適化されています。
マップマッチング
マップマッチングにより、GPS 座標を道路セグメントにスナップできます。入力は、トレース ID (ルート)、経度、緯度、タイムスタンプ属性を含む CSV ファイルである必要があります。1 つのルートに複数の GPS 座標を設定できます。入力には複数のルートを含めることもできます。出力は、予測ルートのリンクを含む GeoJSON ファイルです。また、入力で指定されたスナップポイントも含まれます。これらのジョブは、1 つのリクエストで数万件の道路を受け入れるように最適化されています。マップマッチングは OpenStreetMapMapMatchingConfig と一致しない場合、マップマッチングは失敗します。表示されるエラーメッセージには、入力ファイル内のフィールド名と、MapMatchingConfig で想定されるフィールド名が含まれます。
VEJ の入力 CSV ファイルには以下が含まれている必要があります。
ヘッダー行
別々の列に入力された緯度と経度
数値形式または文字列形式の ID 列および Timestamp 列 その他の列データはすべて数値形式である必要があります。
ペアでない引用符が含まれていないこと
Timestamp 列では、SageMaker の地理空間機能は秒単位とミリ秒単位 (長整数) のエポック時間をサポートします。サポートされている文字列形式は以下のとおりです。
「dd.MM.yyyy HH:mm:ss z」
「yyyy-MM-dd'T'HH:mm:ss.SSS'Z'」
「yyyy-MM-dd'T'HH:mm:ss」
「yyyy-MM-dd hh:mm:ss a」
「yyyy-MM-dd HH:mm:ss」
「yyyyMMddHHmmss」
VEJ を実行するには Amazon SageMaker Studio Classic ノートブックを使用する必要がありますが、UI を使用して作成したすべてのジョブを表示できます。ノートブックで視覚化を使用するには、まず出力を S3 バケットにエクスポートする必要があります。実行できる VEJ アクションは次のとおりです。
