AWS でフォレンジックを自動化する
セキュリティイベント中、インシデント対応チームは、イベント前後の期間の証拠を、正確性を維持しながら迅速に収集して分析できなければなりません。インシデント対応チームにとって、クラウド環境内の関連する証拠を手作業で収集することは困難であり、時間もかかります。多数のインスタンスやアカウントが対象となる場合は特にそうです。さらに、手作業による収集では人為的ミスが起こりやすくなります。このような理由から、お客様はフォレンジックの自動化を開発し、実装する必要があります。
AWS では、付録「フォレンジックリソース」にまとめられているフォレンジックの自動化リソースを多数提供しています。これらのリソースは、当社が開発し、お客様が実装したフォレンジックパターンの例です。手始めに参考にするリファレンスアーキテクチャとしては有効かもしれませんが、環境、要件、ツール、フォレンジックプロセスに基に変更するか、新しいフォレンジック自動化パターンを作成することを検討してください。