レピュテーションメトリクスの表示とエクスポート
Amazon SES は、アカウント全体のバウンス率や苦情率についての情報を Amazon CloudWatch に自動的にエクスポートします。これらのメトリクスを使用して、CloudWatch でアラームを作成したり、Lambda 関数を使用して E メール送信を自動的に一時停止したりすることができます。
個々の設定セットの評価メトリクスを CloudWatch にエクスポートすることもできます。設定セットレベルで評価データをエクスポートすると、送信者の評価をより詳細に制御できます。
このセクションでは、Amazon SES API を使用して、個々の設定セットの評価データを CloudWatch にエクスポートする手順について説明します。
レピュテーションメトリクスのエクスポートの有効化
設定セット評価メトリクスのエクスポートを開始するには、UpdateConfigurationSetReputationMetricsEnabled
API オペレーションを使用します。Amazon SES API にアクセスするには、AWS CLI またはいずれかのAWSSDK を使用することをお勧めします。
この手順では、AWS CLIがコンピュータにインストールされ、正しく設定されていることを前提としています。AWS CLIのインストールおよび設定の詳細については、「AWS Command Line Interfaceユーザーガイド」を参照してください。
設定セットの評価メトリクスのエクスポートを有効化するには
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コマンドラインから、以下のコマンドを入力します。
aws ses update-configuration-set-reputation-metrics-enabled --configuration-set-name
ConfigSet
--enabled前のコマンドの
ConfigSet
を、評価メトリクスのエクスポートを開始する設定セットの名前に置き換えます。
レピュテーションメトリクスのエクスポートの無効化
また、UpdateConfigurationSetReputationMetricsEnabled
API オペレーションを使用して、設定セットの評価メトリクスのエクスポートを無効にすることもできます。
設定セットの評価メトリクスのエクスポートを無効化するには
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コマンドラインから、以下のコマンドを入力します。
aws ses update-configuration-set-reputation-metrics-enabled --configuration-set-name
ConfigSet
--no-enabled前のコマンドの
ConfigSet
を、評価メトリクスのエクスポートを無効にする設定セットの名前に置き換えます。