ベストプラクティス 1.8 – 自動化された応答と回復技術を使用してモニタリングアラートに対応する - SAP Lens

ベストプラクティス 1.8 – 自動化された応答と回復技術を使用してモニタリングアラートに対応する

イベントへの対応を自動化し、手動プロセスによって発生するエラーを減らして、迅速かつ一貫した対応を実現します。

提案 1.8.1 - オートメーションサービスを使用して、イベントに対する応答を自動化する

モニタリングツールからトリガーされる修復アクティビティの実行を自動化するには、複数の方法があります。一般的に、すべての SAP アプリケーションとデータベースイベントを、それに応じてイベントベースのオートメーションを提供する単一のチャネルに送り込む必要があります。

AWS リソースの状態変更や SAP の独自のカスタムイベントからのイベントに応答するには、 EventBridge ルール を作成して、イベント ターゲット (例えば、Lambda 関数、Amazon Simple Notification Service (Amazon SNS) トピック、Amazon ECS タスク、AWS Systems Manager オートメーションなど) でアクションを呼び出すことができます。AWS Systems Manager オートメーションは、sapcontrol コマンドを呼び出し、自動的に SAP システムタスクを実行するために使用できます。

リソースのしきい値を超えるメトリクス (待機時間など) に応答するには、 CloudWatch アラーム 1 つ以上のアクションを実行する Amazon EC2 アクションAuto Scaling アクション 通知を Amazon SNS トピック .

アラームに応答してカスタムアクションを実行する必要がある場合は、Amazon SNS 通知または AWS Systems Manager オートメーションを通じて Lambda を呼び出します (例えば、アクション aws:runCommand を使用します)、次を参照してください。 AWS ブログ: SAP システムの起動停止自動化をAWS Systems Manager で実現 .

Amazon SNS を使用して、イベント通知とエスカレーションメッセージを発行し、人々に情報を提供します。

また、AWS は、AWS のサービス API と SDK を通じてサードパーティーシステムもサポートしています。AWS パートナーやサードパーティーでは、モニタリング、通知、応答を可能にするモニタリングツールを多数提供しています。これらのツールには、Avantra、New Relic、Splunk、Loggly、SumoLogic、Datadog などがあります。

組織に該当する場合は、イベントとインタラクションをサードパーティー ITIL ツールにプッシュすることを検討します。例としては、 AWS から ServiceNow への 統合などがあります。

自動化された手順が失敗した場合に、手動でも重要な手順を実施できるようにしておく必要があります。