SEC02-BP06 ユーザーグループと属性を活用する - セキュリティの柱

SEC02-BP06 ユーザーグループと属性を活用する

管理対象のユーザー数が増えるにつれて、大規模な管理ができるユーザー管理方法が必要となります。一般的なセキュリティ要件を持つユーザーを ID プロバイダーで定義したグループに分け、アクセスコントロールに使用される可能性のあるユーザー属性 (部署や場所など) を最新で正確な状態に保つメカニズムを導入します。アクセス制御には、個々のユーザーではなくこのグループと属性を使用します。こうすると、アクセス許可セットを使用してユーザーのグループメンバーシップや属性を一度変更するだけで アクセスを一元管理でき、ユーザーのアクセスに変更が必要なときに多数のポリシーを個別に更新せずに済みます。ユーザーグループや属性の管理に AWS IAM Identity Center (IAM Identity Center)を使用できます。IAM Identity Center は、一般的に使用されている属性に対応しています。ユーザー作成時の手動入力も、クロスドメイン ID 管理システム (SCIM) 仕様などで定義された同期エンジンを使用した自動プロビジョニングも可能です。

一般的なセキュリティ要件を持つユーザーを ID プロバイダーで定義したグループに分け、アクセスコントロールに使用される可能性のあるユーザー属性 (部署や場所など) を最新で正確な状態に保つメカニズムを導入します。アクセスを制御するには、個々のユーザーではなくこれらのグループと属性を使用します。これにより、ユーザーのアクセスニーズが変化したときに多くの個別のポリシーを更新することなく、ユーザーのグループメンバーシップや属性を 1 回変更することで、アクセスを一元管理できます。

このベストプラクティスが確立されていない場合のリスクレベル:

実装のガイダンス

リソース

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